『もやしもん』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
東京の某農業大学に入学した沢木惣右衛門直保には、肉眼で菌やウイルスを視認できるという特異な能力がある。キャンパスを飛び交うコウジカビ、納豆菌、乳酸菌。デフォルメされた微生物たちが「かもすぞー」と叫ぶ世界で、彼は発酵学を学び、酒造りやチーズ作りに挑む。一見荒唐無稽な設定だが、描かれるのは農大生たちの真面目で泥臭い日常だ。
石川雅之が「イブニング」で2004年から連載を開始したこの作品は、青年誌における学園コメディの新機軸として注目を集めた。微生物という地味な題材を、愛らしいキャラクターデザインとコミカルな描写で親しみやすくしながら、発酵のメカニズムや醸造技術の解説は一切手を抜かない。講談社の青年誌でこれほど教育的でありながらエンターテインメントとして成立させた例は稀です。文化庁メディア芸術祭マンガ部門で二度の大賞受賞という快挙は、その評価の高さを物語る。アニメ化、実写映画化と展開し、海外でも翻訳出版されるなど、ニッチなテーマが世界的な支持を得た。
発酵という営みの奥深さを、笑いとともに学べる稀有な一作。既刊13巻、まずは手に取ってみてください。
まだ読んでいないあなたへ
菌が見える人間の話なんです。
主人公は農業大学に通う大学生で、肉眼で菌やウイルスを見ることができる。朝起きたら枕元にカビの集団がうごめいているし、友人の手には大腸菌がわらわら這っている。そんな日常を送っているんですよ。普通ならホラーですよね。でもこの漫画、徹底的に面白いんです。
なぜなら主人公の周りには、発酵食品に人生を賭けた教授がいて、日本酒造りに魂を燃やす先輩がいて、チーズに目覚めた後輩がいるから。彼らが菌を語り出すと、目に見えない微生物の世界が急に立体的になって、味噌も納豆も酒も、全部が生き物の営みの結晶だって実感できるんです。知らなかった世界の解像度が一気に上がる感覚、あれを味わえます。
しかも大学生活の泥臭さがリアルで、学園祭の準備でてんやわんやしたり、先輩後輩の面倒な人間関係に巻き込まれたり、実家の蔵を継ぐかどうかで悩んだり。ちゃんと生きている人間が描かれているから、菌が見えるっていう突飛な設定なのに、どこか自分の日常と地続きに感じられるんです。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した作品です。アニメ化も実写映画化もされて、海外でも翻訳されている。でも一番すごいのは、この漫画を読んだ後、スーパーの発酵食品コーナーで立ち止まってしまうことなんですよ。納豆のパックを手に取って「こいつら、頑張ってるな」って思えてくる。世界の見え方が変わる体験、してみてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『もやしもん』は全何巻?
全13巻で完結済みです。