めしあげ!! ~明治陸軍糧食物語~』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

明治時代、陸軍の近代化が進む中で、兵士たちの「食」もまた大きな変革を迎えていた。主計官として軍に籍を置く者たちは、戦場で戦う兵士たちの命を支える糧食の開発と改良に、日々頭を悩ませる。限られた予算と物資、そして調理環境の中で、いかに栄養価が高く、保存が利き、兵士の士気を保てる食事を提供するか——。

歴史を題材にした作品を多く手がける木好恵一が、ヤングエースで連載し、第1回ヤングエース大賞を受賞した本作は、戦争を「食」の視点から描いた異色の歴史漫画です。軍隊ものといえば戦闘や戦略に焦点が当たりがちですが、本作が描くのは「飯」という最も身近で、しかし見過ごされがちな要素。缶詰の開発、炊飯の効率化、栄養バランスの追求——明治という時代が、西洋の軍事制度を取り入れながら試行錯誤を重ねた足跡が、糧食という切り口から浮かび上がります。英語版も出版され、海外の歴史漫画ファンからも注目を集めたことが、このテーマの普遍性を証明しているでしょう。

既刊5巻。歴史好きも食好きも、そしてこれまで軍隊ものに興味がなかった読者も、この一風変わった視点に惹きつけられるはずです。

まだ読んでいないあなたへ

明治の軍隊で、飯を作る。

戦場を駆ける兵士たちの物語ではないんです。明治陸軍で「何を食べさせるか」に命を懸けた男たちの記録なんですよ。

戦争の勝敗は火薬の量でも銃の性能でもなく、兵士の腹を満たせるかどうかで決まる。近代化を急ぐ明治政府は、西洋列強に追いつくため、軍隊の「食」を根本から変えようとしました。だけど米を主食とする日本人に、いきなりパンを食わせろと言っても通じない。栄養学という概念すらなかった時代に、どうやって一万人の胃袋を支えるのか。缶詰工場もない、冷蔵技術もない、そもそも兵士たちは新しい食べ物を受け入れてくれない。

この作品が描くのは、そんな無理難題に挑んだ人間たちの泥臭い試行錯誤です。米粒一つ、塩の配分一つに理屈があって、失敗があって、それでも前に進もうとする執念がある。歴史の教科書には絶対載らない、けれど国の根幹を支えた「飯」の開拓史なんです。

第1回ヤングエース大賞を受賞し、英語版まで出た本作。食と歴史、その交差点がこんなに面白いなんて、読むまで知りませんでした。

既刊5巻。明治という時代を、別の角度から見せてくれます。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『めしあげ!! ~明治陸軍糧食物語~』は全何巻?

全5巻で完結済みです。