『みかこさん』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
主人公は冴えない大学生の男子。彼の前に現れたのは、クラスメイトの「みかこさん」。特別美人というわけでもない、どこにでもいそうな女の子だ。でも彼女のちょっとした仕草や、何気ない言葉の端々に、男子は次第に心を奪われていく。これは恋なのか、それとも……。
京町妃紗子が「モーニング」で描いた本作は、第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞している。日常系ラブコメという枠組みでありながら、ここで描かれるのは派手な告白シーンでも、劇的な展開でもありません。むしろ逆だ。会話の間、視線の交錯、些細な距離感の変化——そうした「何も起きていないようで、すべてが動いている」瞬間を、京町は丁寧にすくい取る。登場人物たちの感情は常に言葉にならず、だからこそ読者は行間を読み、自分の記憶と重ね合わせることになるのです。青年誌らしい地に足のついたリアリティと、恋愛感情の揺らぎを静かに見つめる眼差しが、本作を単なるコメディ以上の作品にしている。
既刊7巻。英語版も出版され、海外でも読まれています。あなたが忘れかけていた、あの頃の気持ちを思い出すかもしれません。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した、既刊7巻の傑作です。
青春時代って、あとから振り返ると輝いて見えるけど、その渦中にいる時は案外退屈で、ちょっと気恥ずかしくて、でも確かに何かが動いていた時間だったりするんです。この作品は、そんな「普通の学園生活」を、誰も見逃さないカメラで切り取っているんですよ。
特別な事件が起きるわけでもない。でも、友達との何気ない会話、恋愛のもどかしさ、日々のささやかな喜びと挫折が、驚くほど解像度高く描かれていて。読んでいると「あ、これ自分もあったな」って、胸の奥がざわつく瞬間が何度も訪れます。
コメディとして笑えるし、ロマンスとして心が揺れるし、何より「青春って、こういう手触りだったよな」と思い出させてくれる。派手さはないけれど、読み終わったあとにじわじわと効いてくる作品なんです。
英語版も出版されて海外でも読まれているのは、この「日常の機微」が言語を超えて響くからなんでしょうね。モーニングで連載されていた、大人が読むべき青春譚です。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『みかこさん』は全何巻?
全7巻で完結済みです。