みいちゃんと山田さん: みいちゃんが死ぬまでの12ヶ月の話』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

「12ヶ月」というタイトルが示すとおり、この物語には明確な終わりがある。主人公みいちゃんが死ぬまでの一年間だ。障害を抱え、貧困のなかで生きる少女と、彼女を取り巻く過酷な現実。家族の崩壊、性産業の搾取構造、そして何より、社会の無関心。亜月ねねが描くのは、救いのない現実をただ淡々と提示する物語である。みいちゃんは、なぜ死ななければならないのか。

Web漫画ユニット「ダイアナ」で作画を担当していた亜月ねねが、本作でマガジンポケットにて商業デビューを果たした。前作「幸福のために最低限必要なもの」から一貫するのは、社会の周縁に追いやられた者たちへの視線です。本作では、障害や貧困といった複数の要因が重なり合い、少女を追い詰めていく過程が丁寧に描かれる。安易な感動や希望を排し、構造的な問題として提示する手法は、青年漫画の枠を超えて評価されるべきものだろう。読者が目を背けたくなるような場面でも、作者は筆を止めない。その誠実さが、本作の強度を支えている。

既刊5巻、連載は現在も続いています。みいちゃんの「12ヶ月」は、まだ終わっていません。

まだ読んでいないあなたへ

既刊5巻。

タイトルに「死ぬまでの12ヶ月」と書いてある作品を、あなたは読めますか。

読めないんですよ、普通は。結末が見えている物語なんて、怖くて開けない。でもこの漫画、ページをめくる手が止まらないんです。なぜなら「みいちゃんが死ぬまで」の話じゃなくて、「みいちゃんが生きている」話だから。

作画担当・亜月ねねが商業デビュー作で選んだのは、障害、貧困、家族の崩壊、性産業の搾取構造──普段なら目を逸らしたくなる現実ばかりを正面から描く物語でした。マガジンポケットで連載中のこの作品、綺麗事は一切ありません。でも、人間の尊厳だけは絶対に手放さないんです。

山田さんという人物が、みいちゃんにとって何者なのか。二人の関係性が、読むほどに胸を締めつけてくる。タイトルに書かれた結末に向かって進む12ヶ月の中で、あなたは何を目撃することになるのか。

読後、世界の見え方が変わります。今まで素通りしていた誰かの人生に、気づいてしまう。それでもこの作品を読むべき理由は、みいちゃんが確かに生きた証を、あなたの記憶に刻むためなんです。

覚悟を決めて、1巻を開いてください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『みいちゃんと山田さん: みいちゃんが死ぬまでの12ヶ月の話』は全何巻?

現在5巻まで刊行中です。