まんが訳 酒呑童子絵巻』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

平安の都を震撼させた鬼、酒呑童子。その絵巻を現代の視点で漫画化した本作は、伝承と創作の狭間で独自の解釈を打ち出す。鬼と人との境界線上で繰り広げられる物語は、古典をベースにしながらも大胆な脚色を加え、新たな酒呑童子像を提示する。既刊6巻。

Bear Hand名義で発表されたこの作品は、成人向け同人誌という形態を取りながら、古典絵巻のモチーフを現代的に再構築する試みだ。エロティックな表現を含む作風は、原典が持つ荒々しさや妖艶さを別の角度から描き出している。同人誌市場では古典題材を扱う作品は少なくないが、本作は酒呑童子という題材の持つ暴力性と色気を正面から受け止め、独自の解釈を加えている点で異彩を放つ。商業誌とは異なる表現の自由度を活かし、伝承の持つ原初的な魅力を掘り起こす姿勢が明確です。

古典絵巻に新たな息吹を吹き込む本作は、既存の酒呑童子像に物足りなさを感じていた読者にとって、刺激的な選択肢となるでしょう。

まだ読んでいないあなたへ

既刊6巻。

「酒呑童子」という名を聞いて、教科書で見た鬼の絵を思い浮かべる人は多いでしょう。でもその物語を、最初から最後まで読んだことがある人は、ほとんどいないんです。

この作品は、室町時代に描かれた「酒呑童子絵巻」を、現代の私たちが読めるまんがの形に翻訳したものなんですよ。原典にあたるのは国宝級の絵巻物。そこに描かれているのは、平安の都を震撼させた鬼と、それを討伐に向かう武士たちの物語です。

翻訳といっても、古文をそのまま吹き出しに入れたわけじゃありません。絵巻の構図を活かしながら、コマ割りを施し、セリフを当て、ページをめくる緊張感を生み出している。原典の絵の迫力はそのままに、ストーリーとして一気に読み進められる形になっているんです。

鬼の棲む山への道行き、酒宴での駆け引き、そして訪れる修羅場。絵巻物という「動かない絵」の連続が、まんがという「動きを感じさせる」メディアに生まれ変わる瞬間を、ぜひ体感してほしいんです。

古典芸能や歴史に興味がある人だけじゃなく、純粋に「昔の人はこんな物語を楽しんでいたのか」という驚きを味わいたい人にこそ、手に取ってもらいたい一冊なんですよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『まんが訳 酒呑童子絵巻』は全何巻?

全6巻で完結済みです。