『まんが アフリカ少年が日本で育った結果』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
カメルーンで生まれた4歳の少年が、母の再婚によって突如、姫路という地方都市に放り込まれる。肌の色、言葉、文化——すべてが違う環境で、彼は「日本人」として育っていく。給食のおかずに困惑し、方言を覚え、修学旅行で温泉に入る。ごく普通の日本の学校生活が、彼にとっては異文化との格闘だった。
星野ルネはタレントとしても知られる作家だが、本作はTwitterで発表されるやいなや注目を集めた。それは彼が「外国人の視点で日本を語る」のではなく、「日本で育った自分」を誠実に描いたからだ。偏見に傷つく場面も、家族の温かさに救われる場面も、どこか淡々としている。声高に主張するのではなく、ただ「こうだった」と差し出される記憶の断片には、説得力と普遍性がある。姫路弁で喋り、給食を食べ、友達と遊ぶ少年の日常は、読者が想像する「外国人の物語」とはまったく違う。だからこそ、アイデンティティという重いテーマが、軽やかに、しかし深く胸に刺さる。
日本で育つとはどういうことか。この問いに、彼ほど説得力を持って答えられる作家はいません。既刊3巻、その全てが必読です。
まだ読んでいないあなたへ
4歳でカメルーンから姫路に来た、黒人の男の子の話なんです。
これ、お涙頂戴の差別克服物語だと思ったら大間違いで。小学校のプールで「日焼けしたら真っ黒になっちゃう!」って本気で心配してる同級生とか、給食当番の白衣を着たら「お医者さんみたい」じゃなくて「宇宙飛行士みたい」って言われる理由とか、そういう日常の一コマ一コマが、笑えて、ちょっと切なくて、でも温かいんですよ。
著者の星野ルネさんが自分の実体験を描いてるから、変に美談にもしないし、かといって悲劇にも寄せない。ただ淡々と、でも愛情たっぷりに、「アフリカ人の見た目で関西弁を話す少年」が日本の学校や家庭で過ごした日々を綴ってるんです。
母親が日本人と結婚して、新しいお父さんや兄弟ができて。期待と不安が入り混じった家族の空気感とか、周りの大人たちのぎこちない優しさとか、子供だからこそ感じ取れる違和感とか。読んでると、自分が当たり前だと思ってた「日本」が全然違って見えてくるんです。
Twitterで連載されてた作品が既刊3巻。コマ割りもセリフ回しもシンプルで読みやすいのに、1ページごとに「あ、こういうことか」って腑に落ちる瞬間がある。異文化理解とか多様性とか、そんな小難しい言葉じゃなくて、ただ一人の少年の目線で「普通に生きる」ことの意味を教えてくれる漫画なんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『まんが アフリカ少年が日本で育った結果』は全何巻?
全3巻で完結済みです。