『まどろみバーメイド』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
バーカウンターの向こうで、今日も彼女は酒を注ぐ。客の話を聞き、時に相槌を打ち、時に黙って杯を満たす。特別な事件が起きるわけでもない。劇的な展開があるわけでもない。あるのは、一杯の酒と、そこに集う人々の些細な時間だけ……。
週刊漫画TIMESで2018年から連載が続く本作は、既刊18巻を数える。青年誌のバー漫画といえば派手な技術戦やドラマを想像しがちだが、HAYAKAWA Paoが描くのは、そうした「見せ場」とは対極にある静謐な時間です。タイトル通り、まどろむような緩やかさで進行するエピソードの数々は、酒を飲む行為そのものの持つ「間」を大切にしている。バーテンダーとしての技量を誇示するのではなく、客の言葉の合間に生まれる沈黙、グラスを傾ける仕草、ほろ酔いの表情――そうした微細な描写の積み重ねで、一夜の豊かさを立ち上がらせる手腕は見事です。
仕事帰りの一杯が恋しくなったとき、ページを開いてみてください。
まだ読んでいないあなたへ
既刊18巻、2018年から連載中。
週刊漫画TIMESでずっと読み続けられている理由が、読めばすぐに分かるんです。
バーテンダーを描いた漫画は数あれど、この作品が違うのは「まどろみ」という言葉に込められた空気感なんですよ。カクテルを作る技術を競うわけでも、人生相談所になるわけでもない。ただ、一杯のお酒と静かな時間が、そこにある。
HAYAKAWA Paoが描き出すのは、バーカウンターの向こうとこちらで交わされる、ほんの少しの会話と沈黙です。仕事帰りに立ち寄る常連の疲れた顔が、グラスを傾けるうちにほんの少しだけ緩んでいく。その変化を、セリフではなく表情と間で見せてくれるんです。
お酒を飲む人なら、あの「ああ、今日もなんとか終わった」という感覚が蘇ってくる。飲まない人でも、誰かがほっと息をつく瞬間に立ち会えるような、不思議な居心地の良さがあるんですよ。
週刊連載で18巻まで続いているということは、この「何も起きないのに読んでしまう」魅力が本物だということ。騒がしい日常から離れて、静かに呼吸を整えたいとき、この作品はあなたの隣にあるグラスみたいに、そっと寄り添ってくれます。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『まどろみバーメイド』は全何巻?
現在18巻まで刊行中です。