また、同じ夢を見ていた』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

小学生の少女が出会うのは、日常の中で交錯する不思議な人々。彼らとの対話を重ねる中で、少女は「幸せとは何か」という問いに向き合っていく。住野夜の原作を桐原いづみが漫画化した本作は、月刊アクションに連載され、第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞している。

住野夜は後に『君の膵臓をたべたい』で知られることになる作家だが、本作はその前に発表された小説の漫画化である。桐原いづみの繊細な画面構成が、少女の視点を通して描かれる世界の輪郭を浮かび上がらせます。スライス・オブ・ライフという枠組みの中に、スーパーナチュラルな要素が静かに溶け込んでいく。登場人物たちの台詞は抽象的な哲学を語るのではなく、日常的な言葉で人生の断片を伝えてくる。その積み重ねが、読後に残る余韻の深さを生んでいます。

既刊3巻という短さの中に、成長と別れの物語がきちんと収まっています。答えを急がず、静かに読み進めたい一冊です。

まだ読んでいないあなたへ

第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。

「夢」というタイトルに込められた意味を、最終ページで知ったとき、あなたは何も言えなくなるんです。住野夜が原作を手がけ、桐原いづみが繊細な筆致で描き上げたこの3巻の物語は、ただの成長譚じゃない。人と出会い、別れていく日常の中で、私たちが本当は何を求めて生きているのか——その核心を、静かに、でも容赦なく突きつけてくるんですよ。

月刊アクションに連載された本作は、派手な展開も奇抜な設定もありません。あるのは、誰もが経験したことのある些細な会話、ふとした瞬間の沈黙、忘れかけていた感情の揺らぎ。それなのに、ページをめくる手が止まらないのは、この作品が「日常」を描きながら、その奥に潜む「人間そのもの」を掬い上げているからなんです。

スライス・オブ・ライフという言葉では収まりきらない。確かに日常を切り取っているけれど、そこには何か、言葉にできない不思議な感覚がつきまとう。スーパーナチュラルの要素が、現実と地続きのまま溶け込んでいて、境界線が曖昧になっていく。その曖昧さこそが、この作品の魔法なんです。

住野夜の紡ぐ言葉と、桐原いづみが描く表情の機微。このふたりだからこそ生まれた化学反応が、既刊3巻という短さの中に、驚くほど濃密に詰まっています。

読み終えたあと、あなたは同じ夢を見るかもしれません。いや、見ているはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『また、同じ夢を見ていた』は全何巻?

全3巻で完結済みです。