『ましろのおと』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
津軽三味線の名手を祖父に持つ少年・澤村雪は、その死をきっかけに故郷を飛び出し、東京へと流れ着く。祖父から受け継いだ三味線の腕は確かだが、彼が弾く音には何かが欠けている。高校生活と新たな出会いの中で、雪は「自分の音」を探し求めていく……。
「月刊少年マガジン」で2009年から連載されたラガワ・マリモの本作は、三味線という伝統楽器を少年漫画のフィールドに引き込んだ野心作です。第34回講談社漫画賞少年部門を受賞し、アニメ化・実写映画化と多メディア展開を果たしたことからも、その完成度の高さが窺えます。音を描くという漫画最大の難題に対し、ラガワ・マリモは演奏シーンの躍動感ある作画と、聴衆の表情や心情描写を通じて真正面から挑んでいる。技術の習得だけでなく、「何を表現するか」という音楽家としての核心に踏み込んだ成長物語として、既刊31巻をかけてじっくりと紡がれた作品だ。
三味線に人生を賭ける若者たちの青春群像劇を、今こそ手に取ってみてください。
まだ読んでいないあなたへ
31巻完結。
三味線って、こんなに心を揺さぶる楽器だったんです。
津軽三味線を弾く少年の物語なんですが、これが驚くほど「音が聞こえる」んですよ。絵なのに、ページから三味線の音色が飛び出してくる。爪弾く指先の震え、糸を叩く瞬間の緊張、そして音が空気を切り裂く——その一連の流れを、ここまで解像度高く描ける漫画家がいるなんて。
主人公は祖父から三味線を学んできた少年で、その祖父を亡くしてから、自分の音を見失ってるんです。「誰かの真似じゃない、自分だけの音って何だ」って。この問いが、読んでるこっちの胸にも刺さってくる。あなたにも、きっと刺さります。
で、この作品のすごいところは、音楽漫画なのに決して技術論に逃げないこと。むしろ「なぜ弾くのか」「誰のために音を鳴らすのか」という根源的な問いを、ずっと突きつけてくるんです。仲間との出会い、ライバルとの火花、そして音楽を通じて少しずつ変わっていく少年の姿——その全てが、嘘のない熱量で描かれてます。
第34回講談社漫画賞少年部門受賞作。アニメ化も映画化もされたのに、まだ読んでない人が多いのが本当にもったいない。三味線に触れたことがなくても、音楽に詳しくなくても、この作品は確実にあなたの心を震わせます。
一度、この音色を体験してみてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ましろのおと』は全何巻?
全31巻で完結済みです。