『まいりました、先輩』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
高校一年生の宇佐美羽は、ひょんなことから三年生の先輩・壱成と知り合う。クールで大人びた壱成に憧れを抱いた羽は、その感情が恋だと気づき、初めての本気の想いに戸惑いながらも彼へと近づいていく。先輩と後輩、年上と年下——立場の違いを超えて、二人の距離は少しずつ縮まっていくが……。
MASE Azusaは『君と恋の途中』などで恋愛の機微を丁寧に描いてきた作家だが、本作ではその手腕がさらに磨かれている。年の差カップルという題材は少女漫画の王道だ。しかし本作が優れているのは、ヒロインが抱く「憧れ」と「恋」の境界線を曖昧にせず、むしろその混乱こそを描ききった点にある。初恋、初デート、先輩への想い——どれも甘やかな響きだが、MASE Azusaはそこに生まれる不安や焦りを誠実に拾い上げる。Dessert誌上で三年にわたり連載され、2016年には講談社漫画賞少女部門を受賞。翌年には映画化もされ、台湾・韓国・タイでも翻訳出版されるなど、国境を越えて支持された。
既刊10巻。少女が「恋する自分」と向き合い、一歩ずつ前へ進む姿を見届けたいなら、この作品です。
まだ読んでいないあなたへ
講談社漫画賞を受賞し、映画化までされた作品なんです。
でも、この漫画の本当の凄さは賞でも映画化でもない。
先輩と後輩。この単純な関係が、どうしてこんなに胸を締めつけるんでしょう。初めて好きになった人が先輩で、初めてのデートで緊張しすぎて変なことを言ってしまって、でもその全部が愛おしくて。MASE Azusaが描くのは、恋に落ちる瞬間の心臓の音まで聞こえてきそうな、あの感覚なんです。
学校という狭い世界で、たった一人の人を見つめる目線。廊下ですれ違うだけで心が騒ぐあの感じ。年上だからって何でも知ってるわけじゃない先輩の、不器用で真っ直ぐな優しさ。この作品を読むと、初恋のときの自分に戻れるんですよ。あの頃の、何もかもが初めてで、世界が輝いて見えた日々に。
台湾、韓国、タイでも愛されているのは、きっとこの「初めて誰かを好きになる痛み」が国境を越えるからでしょう。既刊10巻、一気読み必至です。
読み終わった後、誰かに「まいりました」って言いたくなる。そんな作品なんです。
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よくある質問
『まいりました、先輩』は全何巻?
全10巻で完結済みです。