『ぼおるぺん古事記』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
天地開闢、イザナギとイザナミの国生み、アマテラスとスサノオの対立、ヤマタノオロチ退治——日本最古の歴史書『古事記』が描く神話世界を、こうの史代が四コマ漫画で綴る。大仰な演出も、過度な脚色もない。淡々と、しかし丁寧に、神々の物語が一話ずつ積み重なっていく。コマ割りはシンプル、台詞は必要最小限。それでいて神話の骨格がくっきりと浮かび上がる構成は、作者ならではの手腕だろう。
こうの史代といえば『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』で戦争と市井の人々を描いてきた作家である。一見、神話という題材は遠いように思えるが、その語り口は一貫している。過剰な説明を排し、人物の仕草や表情に語らせる手法は、神々を扱う本作でも変わらない。結果として、荒唐無稽に見える神話が不思議なほど身近に感じられる。四コマという制約が、かえって古事記の「記録」としての性格を際立たせているのだ。
神話に馴染みのない読者こそ、この作品から入るべきです。既刊3巻、Web Heibonでの連載は続いています。
まだ読んでいないあなたへ
神話って、実は死ぬほど面白いんです。
『ぼおるぺん古事記』を開くと、あなたが教科書で習った「イザナギとイザナミ」や「ヤマタノオロチ」が、まるで隣の家の出来事みたいに血の通った人間ドラマとして立ち上がってくるんですよ。神々が嫉妬して、すねて、泣いて、笑って。こうの史代さんの柔らかい線で描かれるからこそ、千数百年前の物語が「ああ、人間ってこういうものだよね」って腑に落ちてくる。
古事記って正直、原文は読みにくいじゃないですか。でもこの漫画は違う。神様たちの会話が自然で、場面転換がスムーズで、何より「なんでそうなった?」が全部分かるように描いてくれてるんです。国生みの場面も、黄泉の国の話も、天岩戸の騒動も、全部が一本の筋で繋がって見えてくる。
読み終わったとき、あなたは日本という国の「生まれた瞬間」を目撃したような気持ちになります。そしてきっと、神社の前を通るたびに「ああ、あの神様か」って親しみが湧くはず。
既刊3巻。日本人なら一度は読んでおきたい、本当の意味での「教養漫画」です。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ぼおるぺん古事記』は全何巻?
全3巻で完結済みです。