『ふしぎの国のバード』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
19世紀後半、一人のイギリス人女性が日本の最果てを目指した。イザベラ・バード——実在の探検家である彼女は、通訳の伊藤鶴吉とともに東京から蝦夷地へ、文明開化の光が届かぬ辺境を旅する。そこで目にするのは、貧しくとも逞しい農民たちの暮らし、言葉も風習も異なるアイヌの人々、そして西洋の常識が通じない日本の現実。カルチャーショックの連続に戸惑いながらも、バードはペンを走らせ続ける。
SASSA Taigaは『Harta』誌において、実在の紀行文を漫画化するという困難な題材に挑んでいます。旅行記の淡々とした記述を、単なる歴史絵巻に終わらせず、バードと伊藤の掛け合いによって生き生きとした人間ドラマへ昇華させた手腕は見事です。特筆すべきは、当時の日本の「リアル」を描く徹底した姿勢でしょう。美化も誇張もせず、貧困や因習、差別といった暗部まで正面から描写する。だからこそ、その中に光る人々の優しさや誇りが際立ちます。既刊13巻を重ね、バードの旅路は今も続いています。
歴史漫画の新たな傑作が、ここにあります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ふしぎの国のバード』は全何巻?
現在13巻まで刊行中です。