ぴんとこな』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

歌舞伎の名門に生まれた少女と、幼い頃に交わした約束。その記憶を胸に成長した彼女の前に現れたのは、傲慢な態度を隠さない男——果たして彼は、あの日の少年なのか……。

『Cheese!』に2009年から連載され、第34回講談社漫画賞少女部門を受賞した本作は、歌舞伎という伝統芸能の世界を舞台に、幼なじみと初恋、そして三角関係を絡めた恋愛ドラマを展開する。少女漫画における「約束」というモチーフは数多あるが、歌舞伎という特殊な環境——家の格、芸の継承、男社会の論理——がそこに重なることで、ロマンスに社会的な重みが加わっている。ヒロインは自らの意志で道を切り拓く強さを持ち、男性主人公の傲慢さもまた、彼が背負う世界の厳しさと表裏一体だ。既刊16巻で完結した物語は2015年に映画化され、歌舞伎の華やかさとドラマの熱量が実写でも再現された。

伝統と恋、約束と現実。その狭間で揺れる心情を、ぜひページで追ってください。

まだ読んでいないあなたへ

既刊16巻、講談社漫画賞受賞。

歌舞伎の世界を舞台にした作品なんですが、これが驚くほど熱いんです。和の世界を描きながら、人間の感情をここまでむき出しにできるのかって。幼い頃からの約束、初恋の相手、そして今目の前にいる人――三角関係という言葉では収まらない、もっと複雑で、もっと切実な想いが絡み合っていくんですよ。

主人公の女性が本当にいいんです。流されない。媚びない。自分の人生を自分で選び取ろうとする強さがある。でもその強さって、強がりとは違うんです。傷つきながら、迷いながら、それでも前を向こうとする姿が、読んでいて胸に突き刺さってくる。

そして相手役の男性の傲慢さ。これがまた絶妙なんですよ。ただのイヤな奴じゃない。歌舞伎という伝統を背負い、プライドを纏い、でもその内側には――読み進めるほどに見えてくる彼の本音に、気づいたら心を掴まれているんです。

2015年に映画化もされた作品ですが、漫画でしか表現できない間とか、表情の機微とか、そういうものが本当に丁寧に描かれています。ページをめくる手が止まらなくなる瞬間が、何度も何度も訪れる。

約束って、守るべきものなのか。それとも。読み終えたとき、あなたの答えが見つかるかもしれません。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ぴんとこな』は全何巻?

全16巻で完結済みです。