『ひとりでしにたい』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
孤独死を予告された30代独身女性・佐藤は、運命を受け入れるように日々を過ごしていた。だが、職場の同僚・加藤との何気ない交流が、彼女の「ひとりで死ぬ」という覚悟を少しずつ揺るがしていく。死という終着点を見据えながら、それでも生きる意味を探す30代の日常は、どこまで続くのだろうか……。
カレー沢薫が『モーニング・ツー』で描く本作は、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。作者特有の乾いたユーモアと容赦のない人間観察眼が、現代日本の孤独という重いテーマを扱いながらも、読者を息苦しくさせない。佐藤の諦念と、それでも湧き出る生への執着の間で揺れる心情描写は、説教臭さを排して淡々と、しかし確実に胸に迫る。30代独身という設定が持つリアリティと、死を意識することで逆説的に浮かび上がる「生きること」の輪郭。この作品は、孤独死というセンセーショナルな言葉を超えて、誰もが抱える生の不安定さを丁寧に掬い取っています。
既刊10巻。まだ見ぬ結末へ向けて、佐藤の日常は続いています。
まだ読んでいないあなたへ
既刊10巻。
第24回日本メディア芸術祭優秀賞受賞作です。
このタイトルを見て、あなたは何を想像しましたか。孤独な死の話? 暗くて重い物語? 違うんです。これは、誰もが心の奥底に持っている「ひとりでいたい」という願望と、それでも人と繋がらずにはいられない矛盾を、痛いほど正直に描いた作品なんです。
カレー沢薫が描くのは、綺麗事を一切排除した人間の本音。誰かと一緒にいることの息苦しさも、ひとりでいることの寂しさも、どちらも嘘がない。登場人物たちは、社会が求める「正しい生き方」から少しずれた場所で、不器用に、時に滑稽に、でも必死に生きているんです。
この漫画が凄いのは、読んでいると自分の中の醜い部分を見せつけられるのに、なぜか優しい気持ちになれることです。ああ、自分だけじゃなかったんだって。こんなふうに思ってるの、自分だけじゃなかったんだって。
モーニング・ツー連載中。人間関係に疲れたとき、ひとりの時間が欲しいとき、でも誰かと繋がっていたいとき。この作品は、そんなあなたの矛盾した気持ちに、真正面から向き合ってくれます。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ひとりでしにたい』は全何巻?
現在10巻まで刊行中です。