はねバド!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

県立北小町高校に入学した羽咲綾乃。中学時代に全国区で名を馳せた彼女だが、今はただバドミントンから離れて穏やかな高校生活を望んでいた。しかし、バドミントン部顧問の立花コーチは、彼女の才能を埋もれさせるつもりはない。部の仲間たち、そして幼少期からのライバルたちとの再会が、綾乃の封印した記憶と感情を揺さぶり始める。コートに立つ意味を、彼女はもう一度問い直すことになるのだが……。

『Good! Afternoon』で2013年から2018年まで連載された本作は、第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、スポーツ漫画の新たな可能性を示した。バドミントンという競技を描きながら、作者・濱田浩輔が徹底したのは「心理」の描写です。試合の駆け引きだけでなく、選手たちが抱える屈折した感情、才能と努力の残酷な関係、勝利への執着が生む歪みまでを、容赦なく描き出す。美麗な作画と激しいラリーの描写も見事だが、何より登場人物たちの内面が痛々しいほどリアルで、読者は彼女たちの心の揺れに引き込まれずにはいられません。2018年にはアニメ化、2022年には実写映画化もされ、原作の持つドラマ性が多方面で評価されました。

全16巻、青春の光と影を全力で描き切った傑作です。バドミントンを知らなくても、この物語の熱量は確実に届きます。

まだ読んでいないあなたへ

「バドミントンで青春」なんて爽やかなイメージ、この漫画は1ページ目で粉砕してきます。

羽根を打ち合うスポーツの裏側で、才能への嫉妬、過去のトラウマ、親子の確執が容赦なく描かれるんです。主人公たちは高校生ですが、彼女たちが抱える感情の重さは大人が読んでも胸が詰まる。なぜこんなに苦しそうに戦うのか。その答えが明かされていく過程で、あなたは誰かを応援せずにはいられなくなります。

文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこの作品、圧倒的なのは試合シーンの迫力です。シャトルの軌道、選手の表情、駆け引きの緊張感が、まるで自分がコートに立っているかのような臨場感で迫ってくる。スポーツ漫画でここまで「怖い」と感じる試合描写は珍しいんですよ。

アニメ化も実写映画化もされましたが、原作には原作にしかない濃密さがあります。心の中で何かが壊れて、何かが繋がっていく瞬間を、この絵で読んでほしいんです。

既刊16巻。一気読みすると心が疲れますが、それだけ本気で人間を描いている証拠です。綺麗事じゃない青春が、ここにあります。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『はねバド!』は全何巻?

全16巻で完結済みです。