『はだしのゲン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
1945年8月6日、広島。中岡元は家族とともに被爆した。父、姉、弟を失い、焼け跡の中で母と生まれたばかりの妹と生き延びる。戦後の混乱期、食料もなく偏見にさらされながら、少年は必死に生きる道を探す。
中沢啓治の自伝的作品である本作は、1973年から『週刊少年ジャンプ』で連載され、第1回日本漫画家協会賞大賞を受賞した。少年誌で原爆を正面から描くという試みは当時異例であり、反戦漫画の金字塔として現在も読み継がれている。世界各国で翻訳され、特にアジア諸国や欧米で大きな反響を呼んだ。作者自身の被爆体験に基づく描写は容赦なく、焼けただれた皮膚、崩れ落ちる街、家族の死——美化も誇張もない、ただ「そこにあったもの」を描き切る。だがこの作品の核心は、惨劇の記録ではなく、その後を生き抜く少年の姿勢にある。ゲンは泣き、怒り、笑い、盗み、働き、時には暴力にも訴える。生きることそのものが戦いだった時代の、むき出しの生命力が全編を貫く。
戦争を知らない世代にこそ届けるべき一冊です。既刊10巻、その重みを受け止める覚悟があるなら、今すぐ手に取ってください。
まだ読んでいないあなたへ
10巻完結。
戦後日本が世界に問うた、たった一つの問い。
1973年、週刊少年ジャンプに連載が始まったこの作品を、著者の中沢啓治は自らの戦争体験を元に描きました。広島で原爆を目の当たりにした作者だからこそ描ける、あの日とその後を生きた人々の姿があるんです。
ページをめくれば、そこには教科書には載らない戦争があります。焼かれた街、失われた家族、放射線の影響に苦しむ人々、それでも明日を生きようとする子どもたちの姿。中沢啓治が描くのは、数字でも統計でもない、血の通った人間の記録なんです。
この作品が世界各国で翻訳され、アジアから欧米まで読み継がれているのには理由があります。反戦漫画の金字塔と呼ばれ、第1回日本漫画家協会賞を受賞し、50年経った今も読まれ続けている。それは、この作品が単なる過去の記録ではなく、今を生きる私たちへの問いかけだからです。
少年誌に載った作品です。子どもが読めるように描かれた作品なんです。でも、だからこそ伝わる重さがある。目を背けたくなる場面もあります。それでも読み進めてほしい。この10巻には、忘れてはいけない記憶と、未来に手渡すべき言葉が詰まっているんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『はだしのゲン』は全何巻?
全10巻で完結済みです。