なさそうで、なし』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

日常を生きるうえで、誰しもが抱える「なんとなく生きづらい」感覚。それを心理学の視点から解きほぐし、笑いに変えていく試み——。KAWANA Shioriが描くのは、メンタルヘルスという重たくなりがちなテーマを、軽やかなコメディとして成立させる稀有な作品だ。既刊9巻。

メンタルヘルスを扱う漫画は数多くあるが、多くは当事者の苦悩を丁寧に描くドキュメンタリー的手法か、あるいは啓発色の強い教科書的なものに偏りがちだ。だが本作は違う。日常生活の些細なつまずき——たとえば朝起きられない、人の目が気になる、やる気が出ない——といった誰もが経験する「あるある」を、心理学の知見を交えながらユーモラスに描き出していく。説教臭さはなく、読者はいつの間にか自分の心の仕組みを理解している。KAWANAの筆致は、共感と笑いを両立させる絶妙なバランス感覚を持っている。

英語版も展開され、海外読者にも届いている本作。「生きづらさ」は国境を越えた普遍的なテーマであることを、この作品は証明しています。

まだ読んでいないあなたへ

笑いながら、自分の心がほぐれていくんです。

KAWANA Shiori『なさそうで、なし』は、メンタルヘルスという重たいテーマを、コメディの力で「読める」形に変えた作品なんです。既刊9巻。心理学の知見を織り交ぜながら、日常生活で誰もが抱える小さな葛藤や心の引っかかりを、こんなにも軽やかに、でも決して軽んじることなく描いている。

この漫画のすごいところは、説教臭さが一切ないところなんですよ。「こうすべき」じゃなくて、「こういうこと、あるよね」という共感から始まる。読んでいると、自分が抱えていたモヤモドが「ああ、これでよかったんだ」と思えてくる。笑いが先に来て、気づいたら心が軽くなっている、そんな体験ができるんです。

海外でも英語版が読まれているのは、この作品が扱っている感情が国境を超えるからでしょう。誰もが持っている「なさそうで、ある」心の動き。それを丁寧にすくい上げる作者の視点が、本当に温かい。

メンタルヘルスの本を手に取る勇気はないけれど、心が疲れている。そんな人にこそ読んでほしいんです。笑って、ほっとして、また明日を生きる力をもらえる漫画です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『なさそうで、なし』は全何巻?

現在9巻まで刊行中です。