どうらく息子』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

名門校の理事長が急死し、その息子が学園を継ぐことになった。だが彼は放蕩三昧の遊び人。教育現場の実態も知らず、教師たちからの信頼もゼロ。学園は混乱の渦に巻き込まれていく……。

『あずみ』で時代劇の新境地を切り拓いた尾瀬あきらが、学園を舞台に描く異色の成長譚だ。剣戟ものから一転、本作では教育現場のリアルと人間ドラマに焦点を当てている。ビッグコミックオリジナル連載らしい骨太な作劇で、理事長の息子が現場の教師たちと対立し、生徒たちの問題に向き合いながら、少しずつ学園経営者として成長していく過程を丁寧に描く。単なるコメディに終わらず、現代の教育問題を正面から取り上げた社会派の側面も持ち合わせている点が評価され、第58回小学館漫画賞青年部門を受賞した。

既刊18巻。教育現場を舞台にした漫画は数あれど、経営者の視点から描いた作品は珍しい。学園ものの新たな可能性を示した一作です。

まだ読んでいないあなたへ

『あずみ』の尾瀬あきらが、刀を置いて教壇に立ったんです。

主人公は大学教授の父を持つ「どうらく息子」。働きもせず、生きる意味も見出せず、毎日をただ流れるように過ごしていた男が、ひょんなことから小学校の教師になってしまう。この設定だけ聞くと、よくある「ダメ人間再生物語」に思えるかもしれません。でも、この作品が第58回小学館漫画賞を受賞し、教育現場で注目されたのには理由があるんですよ。

尾瀬あきらが描くのは、綺麗事じゃない教育の現場なんです。子どもたちは天使でもなければ、教師は聖職者でもない。ただ、不器用な大人と、まだ世界の輪郭を掴めていない子どもたちが、同じ教室という場所で毎日ぶつかり合う。その衝突の中で、実は一番変わっていくのは大人の方だったりする。

時代劇で人の生き死にを描いてきた作家が、なぜ教育漫画を選んだのか。読み進めるうちに、その答えが見えてくるんです。刀で命を奪う緊張感と、言葉で人を育てる緊張感は、どこか通じているのかもしれません。

ビッグコミックオリジナルで5年間連載され、既刊18巻。笑えて、ちょっと胸が熱くなって、読み終わった後に自分の人生を見つめ直したくなる。そんな作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『どうらく息子』は全何巻?

全18巻で完結済みです。