となりの百怪見聞録』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

不可視の隣人たちが、この世界には確かに存在する。バスの隣、交差点の角、夜の窓の外——人間の営みに寄り添い、時に干渉する「怪異」たちの姿を、ひとりの青年が記録していく。彼は怪異を恐れない。ただ観察し、対話し、その生態を淡々と書き留める。だがその好奇心は、やがて人と怪異の境界そのものを揺るがし始める……。

綿貫芳子は『オリオリスープ』『真夏のデルタ』で日常に潜む感情の機微を掬い上げてきた作家だ。本作でもその観察眼は健在だが、対象が「人」から「怪異」に移ったことで、作品の射程は大きく広がった。怪談でもホラーでもない——これは怪異を「生き物」として扱う異色のドキュメンタリー的漫画である。恐怖ではなく好奇心が物語を駆動し、読者は気づけば主人公と同じ視点で、怪異の生態に魅入られている。『となりのヤングジャンプ』連載、既刊4巻。2024年、第17回マンガ大賞を受賞。

怪異は怖いものだと思っていたなら、この作品はその認識を静かに覆します。見えないものを見る技術が、ここにあります。

まだ読んでいないあなたへ

マンガ大賞第17回受賞作、既刊4巻。

怪異が本当にそこにいたら、あなたはどう向き合いますか。逃げるのか、無視するのか、それとも——知ろうとするのか。この作品が描くのは、恐怖の先にある好奇心なんです。

『オリオリスープ』『真夏のデルタ』で独特の空気感を生み出してきた綿貫芳子が、今度は「怪異」という題材で私たちの心を揺さぶってきます。ホラーでありながらミステリー、ファンタジーでありながらドラマ。ジャンルの境界を溶かすように、人と怪異の距離が変わっていく瞬間を描くんです。

怖いんですよ、確かに。でもその怖さの向こうに、なぜか懐かしさがある。誰かと一緒にいたいと思う気持ちや、わからないものを知りたいと願う衝動が、静かに、でも確実に胸に迫ってくるんです。

読後に残るのは恐怖だけじゃない。人が人でいるために必要なもの——それが何なのか、この作品はあなたに問いかけてきます。

となりのヤングジャンプで連載中。まだ4巻だからこそ、今すぐ追いつけるタイミングです。ページを開いたら、もう戻れません。

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よくある質問

『となりの百怪見聞録』は全何巻?

現在4巻まで刊行中です。