となりの怪物くん』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

成績至上主義の優等生・水谷雫は、ガリ勉と嫌われようと気にしない。勉強だけが自分の価値だと割り切っている。そんな彼女が、ある日問題児として有名な吉田春と関わることになる。入学早々に暴力事件を起こし、以来学校に来ていない春。プリントを届けに行った雫は、この少年が驚くほど純粋で、不器用で、孤独だと知る……。

2008年から「デザート」で連載され、第35回講談社漫画賞少女部門を受賞した本作は、ろびこの代表作である。少女漫画の王道である学園ラブコメでありながら、人間関係の構築に不器用な若者たちの成長物語として丁寧に描かれている点が特徴です。雫は他者との距離を測れず、春は感情の制御ができない。二人とも「普通」から外れた存在だが、互いに影響し合いながら変わっていく過程が、甘ったるさを排した筆致で綴られる。恋愛が軸でありながら、友情や自己肯定感の獲得といったテーマが丁寧に織り込まれており、単なる胸キュン展開に終わらない読後感を残す。

既刊13巻。アニメ化、実写映画化と多くのファンを獲得した作品です。「人と繋がること」の難しさと喜びを知りたい方へ。

まだ読んでいないあなたへ

講談社漫画賞。

アニメ化、実写映画化。これだけ聞くと「王道の恋愛もの」だと思いますよね。

でも『となりの怪物くん』を開いた瞬間、あなたは気づくんです。これ、全然「キュンです♡」みたいな話じゃないって。

主人公の水谷雫は、友達ゼロ。興味があるのは成績とテストの点数だけ。クラスメイトの顔も名前も覚える気がない。そんな彼女が、入学初日から停学になって以来学校に来ていない問題児・吉田春に、プリントを届けることになるんです。

で、会ってみたら春は、人の距離感が壊滅的にわからない、暴力沙汰で周囲から恐れられてる、でも本人は「俺たち友達だろ」って全力で信じ込んでくる、そういう少年で。雫は「こいつとは関わらない」って決めたのに、春は「お前は俺の友達だ」って勝手に決めつけてきて、気づいたら二人とも、人生で初めて「友達」とか「好き」とかいう感情の渦に巻き込まれていくんです。

不器用すぎる。二人とも、人との距離の測り方を知らないから、会話は噛み合わないし、関係は毎回ぐちゃぐちゃになる。でもその不器用さが、読んでるこっちの胸を締めつけるんですよ。「ああ、私もこうだったな」って、忘れてた感情を思い出させてくれるんです。

既刊13巻。「人を好きになる」って、こんなに面倒で、こんなに尊いことだったんだって、思い出させてくれる一冊です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『となりの怪物くん』は全何巻?

全13巻で完結済みです。