『とつくにの少女』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
外の世界と内の世界を隔てる森の奥深く、角を持つ異形の存在「先生」と、人間の少女シーバが暮らしている。外の世界には呪いが満ち、触れれば人は異形に変わる。内の世界から追われた少女と、触れることのできない守護者。二人だけの静かな日々は、いつまで続くのか——。
Nagabeによる本作は、『Comic Garden』誌上で2016年から連載され、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した。既刊10巻で完結したこの物語は、おとぎ話のような絵柄と重厚な世界観の対比が際立つ作品です。呪いによって隔てられた二つの世界、触れられない者同士の関係性、少女が捨てられた理由。断片的に明かされる謎が、物語全体を覆う不穏な空気を作り出す。アニメ化・実写映画化のみならず、英語圏をはじめ多言語に翻訳され、海外の漫画賞にもノミネートされた点は、この作品が持つ普遍性を証明している。ヨーロッパ的な背景と、擬人化された異形のデザインが生み出す独特の美学は、ファンタジーの枠を超えた広がりを見せた。
触れられない愛の物語を、あなたはどう受け止めるでしょうか。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。
この国が選んだ最高峰の一作です。
外の世界に追い出された少女と、彼女を守る異形の存在。触れてはいけない、けれど離れられない二人の物語なんです。呪いに満ちた「外」で、誰にも頼れないはずの幼い命が、守護者と呼ぶべき謎の存在と出会ってしまった。普通なら恐怖するはずの関係が、なぜこんなにも切なく、温かく感じられるのか。
Nagabeが描き出すのは、ヨーロッパの古い寓話を思わせる深い闇と、その中で灯る小さな光です。線の一本一本から漂う緊張感。言葉にならない想いが、構図とコマ割りだけで胸に迫ってくる。なぜ少女は捨てられたのか。なぜ彼は彼女を守るのか。そして二人の先に待つものは何なのか。ページをめくるたび、謎は深まり、心は震えます。
2022年アニメ化、2023年実写映画化。英語圏をはじめ世界中で翻訳され、海外の漫画賞にもノミネートされた作品が、なぜこれほど多くの国境を越えたのか。それは、言葉を超えた普遍的な何かがここにあるからなんです。
既刊10巻。一度でいいから、この静かな傑作を手に取ってみてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『とつくにの少女』は全何巻?
全10巻で完結済みです。