だがしかし』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

田舎の駄菓子屋を営む実家の跡を継げと父に迫られる主人公・ココノツ。だが彼の夢は漫画家になること。そんな折、都会から謎の美少女・ほたるが現れ、駄菓子への異様な情熱を語り始める。うまい棒、ブタメン、よっちゃんイカ——誰もが一度は手にした懐かしの菓子たちが、彼女の口から次々と蘇る。

週刊少年サンデーという王道少年誌で、駄菓子という地味極まりない題材を扱いながら、コトヤマはこれを見事に成立させた。鍵はキャラクターの造形である。ほたるの突き抜けた駄菓子愛と、それに振り回されるココノツとの掛け合いが、商品ウンチクという本来退屈な要素を笑いに変換する。さらに第58回小学館漫画賞少年向け部門を受賞したことからも分かるように、ノスタルジーだけに頼らない構成力が評価された。アニメ化・実写映画化と多方面に展開し、海外でも放送されたのは、この普遍性ゆえだ。

漫画家志望の少年が家業に揺れる——その葛藤を、駄菓子という日本独自の文化で包み込んだ既刊11巻。甘酸っぱさと郷愁が混ざり合う、異色の青春コメディです。

まだ読んでいないあなたへ

駄菓子屋の跡取り問題が、こんなに尊いなんて。

実家は田舎の駄菓子屋。でも主人公の夢は漫画家なんです。継ぐ気ゼロ。そこへ突然現れたのが、都会から来た美少女・ほたる。彼女の目的はただ一つ——この店を守り、跡取りを育てること。駄菓子への愛が異常なまでに深いこの娘が、うまい棒から都こんぶまで、一つ一つの菓子について熱く、時に妙に色っぽく語り出すんですよ。

ページをめくるたびに、忘れていた駄菓子の記憶が甦ってくるんです。10円20円で買えた小さな幸せ。友達と分け合った味。開けた瞬間のあの匂い。この作品は駄菓子という「日本の原風景」を、ここまで愛情深く、ここまで丁寧に描き切ってる。

でもただの駄菓子ウンチク漫画じゃないんです。家業を継ぐか継がないか。夢を追うか現実を選ぶか。そういう切実な葛藤が、駄菓子という懐かしいフィルターを通すことで、胸に染み込んでくる。ほたると主人公のやりとりも、時にドキッとするような距離感で進んでいくんですよ。

第58回小学館漫画賞受賞、アニメ化に実写映画化。駄菓子という題材で、ここまで多くの人の心を掴んだ作品は他にありません。既刊11巻、一気読み確定です。

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よくある質問

『だがしかし』は全何巻?

全11巻で完結済みです。