たまわりの月』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

世代を超えて繰り返される悪夢、一族に憑きまとう不可解な死。主人公が辿り着いたのは、封印されていたはずの家族の秘密だった。古びた日記、語られなかった過去、そして夜ごとに現れる「あの影」。すべてが一つの呪いへと収束していく……。

SAKAI Kaoriは、ホラーとミステリーを巧みに織り交ぜる手腕で知られる作家だ。本作『たまわりの月』は、第1回ホラー漫画大賞を受賞した作品で、単なる怪奇現象の羅列ではなく、謎が謎を呼ぶ構成によって読者を物語の深部へ引きずり込んでいく。恐怖の根源が「家族の歴史」という逃れられない血の繋がりにある点が秀逸です。おどろおどろしい演出に頼らず、日常に潜む違和感を積み重ねることで、じわじわと背筋を冷やしてくる。女性誌「Matogrosso」での連載ということもあり、女性読者の心理に深く食い込む描写が際立っている。

既刊3巻。ホラーとミステリーの融合を求めるなら、この一作を見逃す理由はありません。

まだ読んでいないあなたへ

第1回ホラー漫画大賞受賞作。

「たまわりの月」というタイトルを見たとき、夜空に浮かぶ満月を想像したなら、それは大きな間違いです。この物語が描くのは、美しい天体じゃない。家族の血に刻まれた、逃れられない呪いの正体なんです。

主人公の周りで起こる不可解な出来事。繰り返される悪夢。そして少しずつ明らかになる、家族が何世代にもわたって隠し続けてきた秘密。読み進めるほどに謎が深まり、ページをめくる手が震えてくる。怖いのに、真相を知りたくて止められないんです。

SAKAI Kaoriが紡ぐのは、ただ驚かせるだけのホラーじゃありません。呪いの正体を追う過程で、家族とは何か、受け継がれる記憶とは何かという普遍的な問いが浮かび上がってくる。ミステリーの骨格がしっかりしているから、恐怖の向こうに人間ドラマが見えてくるんです。

既刊3巻。短い巻数だからこそ、無駄な引き延ばしは一切ない。計算された構成で、謎が解けていく快感と、真実を知ったときの戦慄が同時に押し寄せてきます。

夜、ひとりで読むのは覚悟してください。この物語の「月」が、あなたの夢にも昇ってくるかもしれません。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『たまわりの月』は全何巻?

全3巻で完結済みです。