たとえとどかぬ糸だとしても』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

高校生の岬は、幼馴染の凪に長年想いを寄せている。けれど凪の隣にいるのは親友の詩織で、岬は自分の気持ちを伝えることができないまま日々を過ごしている。届かないとわかっている片思い。それでも彼女は、凪との関係を壊したくないから、この想いを胸に秘めたまま――。

tMnRは第1回百合姫コミック大賞を受賞した本作で、片思いという普遍的な感情を徹底してリアルに描き出す。百合というジャンルにありがちな甘美さや理想化を排し、むしろ「好きだからこそ言えない」苦しさ、友情と恋心の境界線で揺れ動く10代の複雑な心情を丁寧にすくい上げている。家族との関係性も物語の重要な軸として機能し、単なる恋愛劇に留まらない厚みを持たせているのです。繊細な作画と抑制の効いた台詞回しが、登場人物たちの感情を雄弁に語る。

既刊7巻で完結したこの作品は、多言語で翻訳され国内外で高い評価を得ました。報われないかもしれない想いに、それでも向き合い続ける少女たちの物語。届かない糸の先に何があるのか、ぜひその目で確かめてください。

まだ読んでいないあなたへ

第1回百合姫コミック大賞受賞作。

この漫画を読むと、胸が痛くなるんです。でも不思議と、ページを閉じられない。

好きな人が隣にいるのに、その気持ちを言葉にできない。言ったら終わってしまう関係があるから。そんな片思いを、誰もが一度は経験したことがあるはずです。この作品が描くのは、まさにその痛みなんですよ。ただし、ここには「諦めればいい」という逃げ道も、「想いが通じてハッピーエンド」という都合のいい答えもありません。

tMnRさんの筆は容赦なく、登場人物たちの心の震えを捉えます。何気ない日常の一コマに、抑えきれない感情が滲み出る瞬間。家族との関係に悩みながら、それでも自分の気持ちに向き合おうとする姿。すべてが嘘のないリアルさで描かれているんです。

読み進めるうちに気づくのは、これが「片思いの物語」だけじゃないということ。成長していく過程で、家族とぶつかり、自分自身と向き合い、それでも前に進もうとする人間の強さと弱さが、そこにあるんです。

既刊7巻。多言語翻訳され、国内外で評価されているのには理由があります。「届かない糸」だとしても、その先に何があるのか。あなた自身の目で確かめてほしいんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『たとえとどかぬ糸だとしても』は全何巻?

全7巻で完結済みです。