『その女、ジルバ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
有馬斗志夫は『その女、ジルバ』で手塚治虫文化賞大賞を受賞した。ビッグコミックオリジナル増刊に連載されたこの作品は、人生の再出発を描くコメディだ。既刊5巻。主人公は何らかの転機を迎え、自己を見つめ直す。恋愛も絡みながら、日常が動き出していく。どこまでも軽妙に、どこまでも切実に……。
有馬斗志夫の作風は、ユーモアと人間描写の振り幅が大きい。笑わせながら、人物の内面を掘り下げる手際は青年誌読者に支持されてきた。本作はその集大成といえるでしょう。手塚賞の大賞という最高峰の評価を得たのは、単なる恋愛コメディに留まらない深度があったからです。自己再発見というテーマを、説教臭くなく、押し付けがましくなく、ただ人間を描くことで伝えている。だからこそ韓国・台湾・英語圏にまで広がり、2021年には映画化もされた。
人生に迷ったとき、笑いながら立ち直れる漫画がここにあります。
まだ読んでいないあなたへ
手塚治虫文化賞・大賞。
この賞がどれほどの重みか、知っていますか。『AKIRA』『ピンポン』『ヒストリエ』といった名作が受賞してきた、日本漫画界の最高峰のひとつなんです。その賞を、たった5巻で獲った作品があるんですよ。
舞台は、人生に躓いた大人たちが集まるダンスホール。主人公は、何もかもうまくいかなくなった中年男。そこで出会うのが、圧倒的な存在感を放つ一人の女性なんです。
この作品、笑えるんですよ。でも、笑いながら胸が詰まってくる。人生の敗北を抱えた人間たちが、不器用に、でも必死に踊り続ける姿が、どうしようもなく愛おしくなってくるんです。コメディなのに、読後にじわじわと効いてくる。これが青年漫画の底力なんだと思い知らされます。
全5巻という長さも絶妙なんです。無駄な引き延ばしは一切ない。伝えたいことを、伝えるべき分量で、きっちり描ききっている。映画化もされましたが、やはり原作の味わいは格別です。
人生の再出発を描いた物語は数あれど、ここまで泥臭くて、ここまで温かい作品には、なかなか出会えません。読み終えたとき、あなたもきっと踊りたくなりますよ。人生という名のダンスフロアで、もう一度。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『その女、ジルバ』は全何巻?
全5巻で完結済みです。