『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
世の中には「おこだわり」を持つ人々がいる。たとえば、毎朝必ず同じ銘柄のコーヒーを淹れる。靴下は左からはく。枕の向きにこだわる。他人から見れば些細な、しかし本人にとっては譲れない日常の儀式。本作は、そんな「おこだわり」を持つ人々の姿を、清野とおるが観察し、記録したエッセイ漫画だ。
清野とおるといえば『東京都北区赤羽』で知られる、日常観察の名手である。赤羽という街とそこに住む人々を淡々と描いたあの作品で見せた眼差しは、本作でも健在だ。ただし今回のテーマは「場所」ではなく「行為」。人々が無意識に、あるいは意識的に繰り返す小さなこだわりに焦点を当てる。おかしくて、少し切なくて、しかし確かにそこにある人間の営み。清野の筆致は優しく、けれど容赦なく、そうした「おこだわり」の本質を掬い取ります。モーニング・ツーでの連載は2019年から2020年にかけて行われ、既刊5巻。2020年には映画化もされている。
あなたにも、きっとある。誰にも言えない、小さな「おこだわり」が。本作を読めば、それがいかに愛おしいものか、わかるはずです。
まだ読んでいないあなたへ
既刊5巻。
映画化までされた本作、タイトルだけ見て「なんだこれ」って思いますよね。
「おこだわり」って何だよ、って話なんです。これ、他人の「こだわり」を指す造語なんですよ。自分のこだわりじゃない、他人が持ってるこだわりのこと。そしてこの漫画、その「他人のこだわり」をひたすら観察して、時に羨ましがって、時に首を傾げる、ただそれだけの話なんです。
でもこれが、めちゃくちゃ面白いんですよ。
著者は『東京都北区赤羽』で街の人々の生態を描いた清野とおる氏。この人、他人の変なこだわりを見つける嗅覚が異常なんです。コンビニでおにぎり買うときの謎ルール、エレベーターに乗るときの独自理論、カバンの中身の配置へのこだわり——誰も気にしないような日常の些細な行動に、実は各人が持ってる「おこだわり」が詰まってる。
読んでると不思議な感覚に襲われるんです。「あ、俺もこれやってるわ」って共感する瞬間と、「そんなこと気にしてんの!?」って驚く瞬間が交互に来る。で、気づくんですよ。自分が当たり前だと思ってた行動も、他人から見たら立派な「おこだわり」なんだって。
この作品、青年誌「モーニング・ツー」で2019年から連載されて、翌2020年には映画化までされてます。派手な展開も、泣ける話もない。あるのは日常だけ。それでも映画になるって、この観察眼がどれだけ鋭いかってことなんです。
他人のこだわりを覗き見る背徳感と、自分のこだわりを見つめ直す気づき。両方が一冊に詰まってる、妙に中毒性のある5巻です。
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よくある質問
『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』は全何巻?
全5巻で完結済みです。