『しろくまカフェ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
しろくまが経営するカフェを舞台に、常連客のパンダやペンギン、人間の客たちが繰り広げる何気ない日常を描く。動物たちは人間と同じように言葉を話し、仕事をし、恋をする。特別な事件が起こるわけではない。ただコーヒーを淵み、他愛ない会話を交わし、ときに悩み、ときに笑う。そんな穏やかな時間が、ゆったりと流れていく……。
HIGA Alohaは動物をテーマにした作品を多く手がけてきた作家だが、『しろくまカフェ』はその代表作として知られている。月刊「Flowers」での連載は2006年から2008年までの2年間で、既刊5巻というコンパクトな構成ながら、第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した。ファンタジー設定を用いながらも、物語の核にあるのは徹底した「日常」だ。擬人化された動物たちの会話は、妙にリアルで、妙に脱力していて、それでいて温かい。2012年にはStudio DEENによってアニメ化され、2017年には実写映画化もされるなど、メディアミックスの広がりも見せた。アジアを中心に翻訳版も展開され、国境を越えて支持を集めている。
何も起こらない日常を、これほど豊かに描ける作品はそう多くありません。肩の力を抜いて、しろくまのいれたコーヒーを味わうように読んでほしい一作です。
まだ読んでいないあなたへ
動物と人間が普通に並んで暮らしてる世界があるんです。
しろくまがマスターをやってるカフェに、パンダが常連客として通ってきて、ペンギンがバイトしてる。誰も驚かない。誰も特別扱いしない。ただそこに、当たり前のようにカフェがあって、当たり前のように笑い声が聞こえてくるんです。
この作品の凄みは「ゆるさ」じゃないんですよ。描かれてるのは、種族も生き方も全然違う者同士が、なぜか心地よく同じ時間を過ごしてる不思議なんです。しろくまのマスターは飄々としてるけど、ふとした瞬間に見せる気遣いが温かい。パンダは真面目で不器用で、読んでるこっちが心配になるくらい一生懸命。ペンギンはマイペースで、でもちゃんと周りを見てる。
何気ない会話の端々に、相手のことを思ってる空気が流れてるんです。誰も大声で「友情」なんて言わないのに、読んでると胸の奥がじわっと温かくなる。それが5巻通して、何度も何度も繰り返される。
アニメ化も実写映画化もされて、文化庁メディア芸術祭新人賞も受賞してる作品なんですけど、一番驚くのは、この世界に入り込んでしばらくすると、もうしろくまがカフェやってることに何の違和感も感じなくなってることなんです。
むしろ、こういう場所が本当にあったらいいのにって、本気で思い始めるんですよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『しろくまカフェ』は全何巻?
全5巻で完結済みです。