『しずかの山』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
山岳を舞台に、登山者たちの人間ドラマとサスペンスが交錯する。愛英史(原作)と松本剛(作画)のタッグによる本作は、イブニング誌に2007年から2012年まで連載された作品だ。静寂に包まれた山中で、登山者たちは自然の脅威と向き合いながら、同時に人間同士の緊張関係にも直面していく。既刊3巻。
愛英史氏は登山をテーマにした作品を多く手がけてきた原作者であり、その経験が作品に深みを与えている。一方の松本剛氏は緻密な作画で知られる漫画家で、山岳の描写においてもその技量が遺憾なく発揮されています。登山漫画といえば、ともすれば爽快感や達成感を前面に押し出しがちなジャンルですが、本作はそこにサスペンス要素を組み込むことで、独自の緊張感を生み出している。山という閉ざされた空間だからこそ浮き彫りになる人間の本性、そして予測不可能な自然の力。この二つの要素が絡み合うことで、単なる登山マンガとは一線を画した作品世界が構築されています。
青年誌ならではの大人向けの視点で描かれる山岳サスペンス。既刊3巻という手に取りやすい巻数も魅力です。
まだ読んでいないあなたへ
山は、登る者の心を映す鏡なんです。
「しずかの山」は、登山という行為の裏側に潜む人間の暗部を容赦なく炙り出す、異色のサスペンス作品です。愛英史氏が原作、松本剛氏が作画を担当したこの漫画は、2007年から2012年まで「イブニング」で連載され、既刊3巻という短い巻数ながら、読む者の背筋を冷やす緊張感を維持し続けます。
登山をテーマにした作品を数多く手がけてきた愛英史氏ですが、この作品は爽やかな山岳ドラマではありません。標高が上がるにつれて酸素が薄くなるように、登場人物たちの理性も徐々に剥がれ落ちていく。人里離れた山という密室空間で、人は何を隠し、何を露わにするのか。緻密な作画で知られる松本剛氏の筆が、岩肌の質感から登山者の表情の歪みまで、一切の嘘を許さない解像度で描き出すんです。
山は誰も裁かない。ただ黙って、人間の本質を試すだけ。その静寂の中で何かが蠢き始めたとき、あなたはページをめくる手を止められなくなります。
普通の登山漫画だと思って手に取ると、足元をすくわれますよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『しずかの山』は全何巻?
全3巻で完結済みです。