さらば、佳き日』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

兄と妹。血の繋がりという絶対的な壁の向こうに、抱いてはならない感情が芽生えてしまったら――。本作が描くのは、禁じられた想いを抱えた兄妹の、誰にも明かせない秘密の関係だ。家を出ることも、目を逸らすこともできない。ただ、回想の中で繰り返される「佳き日」の記憶だけが、二人を縛り続ける。

AKANEDA Yukiが第1回コミックIt大賞を受賞した本作は、女性向けロマンス漫画における"禁忌"の扱い方において、一線を画す作品です。単純なスキャンダラスさに逃げるのではなく、抑制された感情の揺れ動きと、日常に潜む緊張感を丁寧に描き出している。眼鏡をかけた兄の表情ひとつ、何気ない会話のトーンひとつに込められた意味が、読者の胸に静かに突き刺さる。2020年に映画化されたことからも、その完成度の高さは証明済みだ。Comic It誌で2016年から2018年まで連載され、既刊8巻という長さの中で、二人の関係は確実に変化し、読者もまた共犯者のように物語に引き込まれていく。

誰にも言えない想いを抱えたまま、それでも日々は過ぎていく。その痛みと切なさを、ぜひ体感してください。

まだ読んでいないあなたへ

映画化された禁断の物語。

既刊8巻。

言ってはいけない言葉がある。抱いてはいけない感情がある。でもそれを押し殺したまま、あなたは一生を終えられますか。

この作品が描くのは、血の繋がった兄と妹が踏み越えてしまった一線の話です。でもね、ここには安っぽいセンセーショナリズムなんて一ミリもないんです。あるのは、たったひとつの選択が人生をどこまでも変えていく過程を、息を呑むほど丁寧に追いかける眼差しだけ。

コミックIt大賞を受賞したこの作品、最大の特徴は「回想」という構造なんです。すでに何かが終わった後の視点から、あの日々を振り返っていく。だからこそ、ページをめくる手が震えるんです。この温もりがいつか失われると分かっているから。この笑顔がやがて消えると知っているから。過去を語る声の奥に、計り知れない喪失が透けて見えるんです。

家出という決断。二人だけの秘密。眼鏡をかけた兄の横顔。そのすべてが、誰にも祝福されない関係を生きる覚悟として積み重なっていく。社会が許さない愛を選んだ者たちは、いったいどんな「さらば」を迎えるのか。

繊細な筆致で感情の機微を掬い取るAKANEDA Yukiの代表作です。タブーに正面から向き合い、それでも人を愛することの意味を問い続ける、忘れられない8巻になると思います。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『さらば、佳き日』は全何巻?

全8巻で完結済みです。