さよなら私のクラマー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

女子サッカーに青春を懸ける少女たちの物語。主人公・恩田希は、中学時代に男子に混じってプレーしてきた実力者。だが女子チームのない高校に進学したことで、新たな仲間と出会い、全国を目指す戦いに挑んでいく。仲間との絆、ライバルとの激突、そして自分自身の限界への挑戦——。

荒川弘の名を知らしめた『鋼の錬金術師』、農業高校の日常を描いた『銀の匙』。ジャンルは違えど、どちらも「等身大の人間ドラマ」を軸に据えてきた作家が、本作で選んだ題材は女子サッカーだ。月刊少年マガジンで2016年から2021年まで連載され、第40回講談社漫画賞少年部門を受賞。荒川作品に共通するのは、キャラクターの成長を「環境との対峙」として描く手法である。本作もまた、才能と努力だけでは乗り越えられない壁——体格差、偏見、チーム事情——を丁寧に描き出す。試合シーンの躍動感はもちろん、ベンチ外の選手や指導者の葛藤まで掬い取る視野の広さが、単なるスポ根漫画とは一線を画す理由だろう。

アニメ化・実写映画化も果たし、既刊14巻で完結した本作。女子サッカーという題材に臆することなく、真正面から青春を描き切った傑作です。

まだ読んでいないあなたへ

『鋼の錬金術師』の荒川弘が描く女子サッカー漫画、と聞いて「え?」と思った人ほど読んでほしいんです。

この作品、華やかな技とか感動エピソードの前に、まず「女子がサッカーやるって、そもそもどういうことなんだ?」っていう現実と正面から向き合うんですよ。男子との圧倒的なフィジカルの差、注目度の差、そもそも試合する相手チームが少ないっていう環境の差。でも主人公たちは「女子だから」っていう言い訳を一切しない。できないことを数えるんじゃなくて、自分たちにしかできないサッカーを必死に探すんです。

荒川弘って、どの作品でも「努力したら必ず報われる」なんて綺麗事は描かないじゃないですか。この作品も同じで、全力でやっても負ける試合はある。でもその悔しさの先に、本当の意味で「サッカーが好き」っていう感情が立ち上がってくる瞬間があって、そこがもう堪らないんです。

講談社漫画賞少年部門受賞。アニメ化も映画化もされた、荒川弘渾身のスポーツ漫画、既刊14巻。ボールを追いかける理由が、きっと見つかります。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『さよなら私のクラマー』は全何巻?

全14巻で完結済みです。