『さすらいエマノン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
生命の誕生から現代まで、三十億年分の記憶を持つ少女エマノン。彼女は時代を移ろいながら、ときに旅人と出会い、ときに孤独を抱え、人類史のすべてを内包したまま生き続けている。記憶は世代を超えて受け継がれ、彼女の姿だけが時とともに変わっていく……。
梶尾真治の代表作「エマノン」シリーズを、イラストレーター鶴田謙二が全編フルカラーで漫画化した一作だ。原作は1983年の初出以来、SF小説の金字塔として語り継がれてきた。鶴田は本作で、原作の静謐な空気感を損なうことなく、むしろ視覚的な情報量を増すことで物語の奥行きを深めている。淡い色彩と繊細な線で描かれる風景は、エマノンが持つ記憶の重みを物語るかのように、どこか儚く、どこか永遠だ。時間軸を自在に行き来する構成も巧みで、読者は彼女の旅路に寄り添いながら、歴史の断片を追体験することになる。
既刊3巻。人の一生と、人類の歴史と、記憶の意味を問い続ける物語です。
まだ読んでいないあなたへ
30億年の記憶を持つ女性が、昭和の日本をさすらい歩く。
あなたは「記憶」というものを信じていますか。地球に最初の生命が誕生した瞬間から、母から娘へ、娘からまたその娘へと、30億年分の記憶をすべて受け継ぎながら生きる女性がいたら。彼女の名はエマノン――「no name」を逆さにした名です。
梶尾真治が生み出したSF文学の金字塔を、鶴田謙二が全ページフルカラーで描き上げたこの作品は、ただの漫画じゃないんです。1ページ1ページが映画のワンシーンのように美しく、エマノンが旅する昭和の風景――港町の夕暮れ、夜行列車の窓に映る自分の顔、見知らぬ街の朝の匂い――が、あなたの中にある「どこかで見た記憶」を呼び覚ますんです。
彼女は決して同じ場所に留まらない。出会った人々と心を通わせても、やがて別れる。なぜなら彼女だけが老いず、彼女だけがすべてを覚えているから。この作品が描くのは、永遠の記憶を持つがゆえの孤独と、それでも人と触れ合うことを選び続ける強さなんです。
原作者・梶尾真治は『黄泉がえり』で映画化もされたSF作家。鶴田謙二の絵は、叙情的で静謐で、どこか懐かしい。二人が生み出したエマノンの世界は、中国の豆瓣で9.1という驚異的な評価を得ています。国も言葉も超えて、人の心を揺さぶる何かがあるんです。
静かに、けれど確実に、あなたの中の何かが変わる。そういう体験を、この作品はさせてくれます。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『さすらいエマノン』は全何巻?
全3巻で完結済みです。