『さすらいアフロ田中』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
田中の旅は続く。『上京アフロ田中』でめでたく東京デビューを果たした彼が、今度は日本各地を放浪する。定職にも就かず、行く先々でバイトをしながら、何かを探すでもなくただ漂流していく日々。『ビッグコミックスピリッツ』連載の本作は、アフロ頭の青年が三十路を目前に繰り広げる、脱力と切実さが同居した"さすらい"の記録である。既刊10巻。
のりつけ雅春が高校時代から追い続けてきたアフロ田中というキャラクターは、本作で新たな局面を迎えた。『アフロ田中』で高校生活を、『しあわせアフロ田中』で大学生活を、『上京アフロ田中』で東京での奮闘を描いてきたシリーズだが、ここに来て主人公は定住を放棄する。のりつけ作品の真骨頂である、笑いの中に滲む人生のほろ苦さは、むしろこの"さすらい"編で最も色濃く表れているかもしれない。田中は成長しているのか、それとも逃げているだけなのか。その曖昧さこそが、三十路手前の不安定さをリアルに映し出すのです。2012年には映画化もされ、シリーズ累計300万部を超える支持を集めた本作の魅力は、答えの出ない問いを抱えたまま歩き続ける姿勢にある。
居場所を探し続ける全ての大人へ。田中と一緒にさすらう価値は、きっとあります。
まだ読んでいないあなたへ
アフロ田中シリーズ累計300万部。
その中でもこの「さすらいアフロ田中」は、田中が何者でもない30代を生きる10巻なんです。
高校時代でも大学時代でもない。上京したての20代でもない。気づけば30代、何かを掴みかけては手からこぼれ落ちていく、あの感覚。のりつけ雅春が描くのは、笑えるけど笑えない、そんな日常なんですよ。
「成長」って言葉が軽々しく使えない年齢になってから、人はどう生きるのか。田中は相変わらずアフロで、相変わらず不器用で、でもだからこそ、彼がもがく姿には嘘がないんです。ページをめくるたび、自分の中の「どうにもならなさ」が田中と重なって、妙に心がざわつく。
コメディなのに、読後に残るのは笑いだけじゃない。人間関係のちょっとしたズレ、自己発見という名の迷子、そういう「答えが出ない問い」をそのまま差し出してくる作品なんです。
2012年には映画化もされたこのシリーズ。既刊10巻、一気読みしてください。田中と一緒にさすらううちに、自分の人生も少しだけ肯定できる気がしてくるから。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『さすらいアフロ田中』は全何巻?
全10巻で完結済みです。