この美術部には問題がある!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

中学の美術部を舞台に、ちょっと変わった部員たちの日常を描く。主人公・宇佐美みずきは真面目に絵を描く普通の女子中学生だが、同じ部の男子部員・内巻すばるは「二次元の嫁を描く」ことにしか興味がない。そんな個性的すぎる部員たちに囲まれながらも、みずきはすばるに恋心を抱いている。だが当のすばるは二次元にしか目がなく、彼女の想いはまるで届かない……。

いみぎむるが「電撃マオウ」で2012年から連載を続ける本作は、美術部という特殊な空間を舞台にした青春ラブコメディです。ヒロインが先に恋に落ちるという構図自体は王道ですが、相手が「リアル恋愛より二次元」という鈍感を超えた価値観の持ち主である点が独特。誤解やすれ違いを丁寧に積み重ねながらも、美術部という場の持つゆるやかな空気感が全体を包んでいる。2016年にはfeel.制作でアニメ化され、台湾でも翻訳出版されるなど海外展開も果たしました。既刊16巻という長期連載だからこそ描ける、ゆっくりと動く関係性の機微が本作の持ち味でしょう。

恋する側の焦燥と、気づかない側の天然さ。この絶妙な距離感を楽しむには最適な一作です。

まだ読んでいないあなたへ

2012年から連載中、既刊16巻。

10年以上続いているのに、なぜか「知る人ぞ知る」枠に収まってしまっている美術部コメディがあるんです。

美術部なのに、一人は二次元の美少女を描くことに全情熱を注ぐ男子がいて、一人はその横顔にドキドキが止まらない女子がいる。この時点でもう、普通の美術部じゃないんですよ。彼女は自分の気持ちに気づいてる。でも彼は、現実の女の子より理想の二次元に夢中で、恋愛の「れ」の字も見えていない。この絶望的なすれ違いが、読んでいてたまらなく愛おしいんです。

中学生の、まだ恋愛経験もない二人だからこその純度があって、だからこそ些細な距離の変化が眩しく見える。誤解が生まれて、近づいたと思ったら離れて、でもまた何かのきっかけで心が揺れる。このじれったさを、声を上げて笑える場面と、胸がキュッとなる場面を行ったり来たりしながら描いてるんです。

2016年にアニメ化もされていて、海外でも翻訳されているのに、まだ知らない人が多いのがもったいない。コメディとして笑えて、恋愛ものとして切なくて、美術部という舞台がちゃんと活きてる作品って、実はそんなにないんですよ。

既刊16巻、今からでも全然追いつける。この鈍感な二人の行方を、あなたも見届けてみてください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『この美術部には問題がある!』は全何巻?

現在16巻まで刊行中です。