この世は戦う価値がある』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

職場という戦場で、人はどう生き延びるのか。『ビッグコミックスピリッツ』に登場した本作は、働く人々のリアルな葛藤を描いた群像劇である。自己を見失いかけた者たち、人間関係に疲弊した者たち。彼らは日常という名の戦場で、それぞれの答えを探す……。

児玉初実のデビュー作となる本作は、第1回ビッグコミックスピリッツ新人賞佳作受賞後、同誌で連載された。職場を舞台にしたドラマは数多いが、この作品が異彩を放つのは、その徹底したリアリズムと視線の優しさです。登場人物たちの葛藤は誰もが経験しうるものでありながら、安易な解決や美談に逃げない。人はそう簡単には変われない。だが変わろうとする姿は確かに美しい——そんな誠実さが全編に貫かれている。2022年には映画化され、韓国・中国・台湾でも翻訳出版されるなど、国境を越えて共感を呼んだのも頷ける。働くことの意味を問い直す作品として、青年漫画の新たな潮流を作った一作といえるでしょう。

既刊5巻。誰もが抱える「戦い」に、あなたも向き合ってみませんか。

まだ読んでいないあなたへ

既刊5巻。

たった5巻で映画化されるって、相当なことなんですよ。

職場で起きる出来事を、これほど「ああ、分かる」と膝を打ちながら読める漫画はなかなかありません。上司の理不尽な指示、同僚との微妙な距離感、自分の居場所が見つからない焦り。児玉初実が描くのは、派手な事件じゃなくて、私たちが毎日感じている小さな戦いなんです。

主人公が選ぶ道は、正解かどうか分かりません。でもその迷いながら一歩ずつ進む姿が、読んでいるこっちの胸に刺さってくるんです。「この世は戦う価値がある」というタイトルが、読み進めるほどに重みを増していきます。

韓国で女性読者を中心に支持されているのも納得で、性別や年齢を超えて「自分の人生をどう生きるか」という普遍的な問いを投げかけてくる作品なんですよね。ビッグコミックスピリッツ新人賞佳作から始まって、ここまで届く作品になったのは、描かれている痛みが本物だからです。

5巻という手に取りやすいボリュームで完結していますから、週末に一気読みできます。読み終わった後、月曜日の景色が少しだけ変わって見えるかもしれません。そういう力を持った漫画です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『この世は戦う価値がある』は全何巻?

全5巻で完結済みです。