こころのナース夜野さん』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

精神科病院に勤める看護師・夜野さんの日常を描く作品だ。統合失調症、うつ病、認知症——様々な心の病と向き合う患者たちに、夜野さんは淡々と、しかし真摯に寄り添っていく。医療現場の慌ただしさ、患者の心の揺れ動き、看護師としての葛藤。そのすべてが、静かに、しかし確かな筆致で綴られていく。

作者の水谷緑は看護師としての実務経験を持ち、『精神科ナースになったわけ』でその原点を、『32歳で初期乳がん 全然受け入れてません』で自身の闘病を描いてきた。本作はその集大成とも言える作品です。精神科医療というデリケートな題材を扱いながら、センセーショナルに走ることなく、現場のリアリティを丁寧に積み重ねている。患者との距離感、治療の限界、回復の小さな兆し——医療ドラマが見落としがちな「日常」にこそ、この作品の真価がある。ビッグコミックスピリッツ連載という舞台で、青年読者に向けて精神医療の「いま」を伝え続けた意義は大きい。

既刊6巻。心の病は誰にとっても他人事ではありません。夜野さんの視線を通して、私たちは医療現場の現実と、そこにある温かさを知ることができます。

まだ読んでいないあなたへ

既刊6巻。

精神科病棟の扉を開けた瞬間、あなたが目にするのは「病気」じゃなくて「人」なんです。

著者の水谷緑さんは、現役看護師として精神科の現場に立ち続けてきた人。この作品に描かれる患者さんたちの言葉、看護師の葛藤、病棟の空気感——すべてが本物の重さを持っているんですよ。「精神科ナースになったわけ」「32歳で初期乳がん 全然受け入れてません」といった、医療の「生々しさ」を伝えてきた作者だからこそ描ける、心の病と向き合う日常がここにあります。

主人公の夜野さんは、派手なヒーロー然とした看護師じゃありません。患者さんの言葉に戸惑い、自分の無力さに打ちのめされ、それでも明日また病棟に立つ。そんな等身大の姿が、妙に胸に刺さるんです。彼女が見つめる患者さんたちも、症状名で語られるんじゃなくて、一人ひとりの人生を抱えた「誰か」として立ち上がってくる。

精神科病棟って、多くの人にとって未知の場所でしょう。でもこの作品を読むと分かるんです——そこにあるのは特別な世界じゃなくて、誰もが抱える「こころ」の延長線上にある場所なんだって。

「ビッグコミックスピリッツ」で2018年から2023年まで連載されたこの作品、読み終えたとき、きっとあなたの中で何かが静かに変わっていますよ。誰かの痛みに、もう少しだけ想像力を働かせられる自分になっているはずです。

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よくある質問

『こころのナース夜野さん』は全何巻?

全6巻で完結済みです。