ぎんぎつね』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

稲荷神社を守る家系に生まれた女子高生・冬子は、代々伝わる特殊な力を持っていた。神社に仕える狐の神使・銀太郎の姿が見え、会話ができるのだ。人には見えない存在と交流しながら、彼女は神社の跡継ぎとして、また一人の高校生として日常を送る。周囲には明かせない秘密を抱えながら、銀太郎との掛け合いに翻弄される毎日。境内に漂う静謐な空気と、思春期特有の揺れ動く感情が交錯していく……。

落合さよりは「あやかし緋扇」でも見せた、ファンタジー要素と日常の絶妙な配合を、本作でさらに洗練させた。ウルトラジャンプ連載という青年誌の土壌を活かし、学園生活の機微と超常的な世界観を違和感なく同居させている。第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞の受賞は、その構成力と画面作りの巧さを証明するものです。神使という存在を通じて「見えないもの」と向き合う設定は、単なるファンタジーの枠を超え、思春期の孤独や承認欲求といった普遍的なテーマを浮かび上がらせる装置として機能している。アニメ化・実写映画化を経て、海外でも翻訳出版されるなど、その訴求力は国境を越えた。

既刊18巻。神社を舞台にした特別な日常が、あなたを静かに待っています。

まだ読んでいないあなたへ

既刊18巻、完結済み。

神社の娘が狐の神使と暮らす物語なんて、どこかで聞いたことあるって思います? でもこれ、そういう「ほのぼの系」じゃないんです。主人公の冴木まことは、代々神社を守ってきた家に生まれて、他人には見えない神使が見える力を持っている。ただそれだけで、人生のハードルが一気に上がってしまった少女の話なんです。

普通の高校生として友達と笑って過ごしたいのに、目の前にいる存在について誰とも話せない。共感してくれる相手もいない。その孤独が、どれだけ心を削るか。まことの表情一つ一つに、見えないものを抱えて生きる人間のリアルな重さが滲んでるんです。

そして相棒の銀太郎がまた良いんですよ。何百年も生きてきた神使なのに、気難しくて口が悪くて、でも誰よりもまことのことを見ている。二人の関係は、師弟でも親子でもなく、もっと複雑で、もっと尊いものなんです。人間と人間じゃないものが、お互いにしか話せない本音をぶつけ合う瞬間に、胸が熱くなります。

文化庁メディア芸術祭新人賞受賞、アニメ化・実写映画化もされた作品。「見えないものが見える」という設定を使って、居場所を探す少女の成長を、こんなに丁寧に誠実に描いた漫画は他にありません。

日常とファンタジーの境界線で、誰かと本当に繋がるってどういうことなのか。その答えが、18巻かけて静かに、でも確実に見えてくる作品です。

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よくある質問

『ぎんぎつね』は全何巻?

全18巻で完結済みです。