『きよく、やましく、もどかしく。』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
生徒指導委員長の彼は、校則を守り清く正しく生きている。一方、彼が密かに想いを寄せる相手は、派手な見た目のギャル。真面目な優等生と自由奔放な彼女――水と油のような二人の距離が、ある日を境に縮まり始める。だが、彼の内面には誰にも見せられない、やましい感情が渦巻いていて……。
ARIHARA Naoは『恋するエジソン』でも学園ラブコメディの手腕を見せた作家だが、本作ではさらに踏み込んだ。タイトルが示す通り、主人公の「清さ」と「やましさ」の共存こそが作品の核心です。生徒指導委員長という立場上、表向きは模範的でなければならない。しかし彼の心中には、常識的な恋愛感情とは言い難い欲望が同居している。この二面性を、コメディのトーンで描きながらも決してふざけ切らない。少女漫画という枠組みの中で、キャラクターの内面の複雑さを誠実に扱っている点が、Betsuma BABYという掲載誌においても異彩を放つ。第1回マンガ大賞で第1位を獲得したのは、この誠実さが評価されたからでしょう。
既刊7巻。学園ラブコメの新しい地平がここにあります。
まだ読んでいないあなたへ
第1回マンガ大賞、第1位。
生徒指導委員長の男子が、ギャルの女子に一目惚れする話なんです。それだけ聞くと「よくある設定じゃん」って思うでしょう? ところがこの委員長、真面目な顔して頭の中が完全にやばいんですよ。校則を守らせる立場なのに、彼女のことになると妄想が暴走して、自分でも制御できなくなる。そのギャップが尋常じゃない。
で、このギャル、見た目は派手なのに中身はめちゃくちゃ純粋で、委員長の真面目さに惹かれていくんです。お互い好きなのに、一方は変態的な妄想を必死に隠しながら、もう一方は相手の気持ちに気づかないまま素直に接してくる。この噛み合わなさが、読んでてどうしようもなくもどかしいんですよ。
ARIHARA Naoさんの絵は、登場人物の表情の作り方が本当に上手くて、委員長が内心パニックになってる瞬間とか、ギャルが無自覚に距離を詰めてくる瞬間とか、1コマ1コマに感情が詰まってるんです。笑えるのに切なくて、切ないのにまた笑える。
既刊7巻、全部一気読みしたくなる作品です。学園ラブコメって、設定だけ見れば似たようなものがいくらでもあるけど、ここまでキャラクターの内面を丁寧に描いて、読者をこんなに振り回せる作品はそうそうありません。読み終わった後、誰かに薦めずにいられなくなりますよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『きよく、やましく、もどかしく。』は全何巻?
全7巻で完結済みです。