『きみの横顔を見ていた』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
別冊フレンド連載、一ノ瀬るみ『きみの横顔を見ていた』は、友情と恋愛の境界で揺れる少女たちの心を描いた学園ドラマである。既刊4巻。隣にいる存在の横顔を、いつの間にか特別な目で見つめている自分に気づいたとき、彼女たちの日常はどう変わっていくのか……。
一ノ瀬が得意とする繊細な心理描写は本作でも健在だ。友達としての安心感と、恋愛感情の芽生えが同居する曖昧な時間を、過剰な演出なしに掬い取る。感情の名前がまだ見つからない段階の心の動きを、セリフではなく視線や仕草で語らせる手腕は、少女漫画の王道を正しく継承している。第48回講談社漫画賞少女部門にノミネートされたのも、そうした丁寧な構築力が評価されたからだろう。別冊フレンドという王道少女誌で、確かな筆力を持つ作家が紡ぐ成長と恋の物語である。
友達の横顔に、ふと心を奪われた経験のある読者なら、きっと共鳴するはずです。
まだ読んでいないあなたへ
講談社漫画賞少女部門ノミネート作品なんです。
別冊フレンドで連載中の『きみの横顔を見ていた』は、一ノ瀬るみが描く学園ドラマで、既刊4巻。タイトルからして、もう切なさが匂うじゃないですか。「横顔を見ていた」って、正面から見られない距離感、踏み込めない一線がそこにあるってことなんですよ。
友情と恋愛が絡み合う学園で、登場人物たちは自分の気持ちと、相手の気持ちと、周りの関係性の狭間で揺れ動きます。好きな人の横顔をただ見つめることしかできない瞬間の痛みを、一ノ瀬るみは繊細な心理描写で掬い取っていく。誰かを想う気持ちが真っ直ぐであればあるほど、それが報われない可能性と向き合わなきゃいけないあの苦しさを、彼女は一コマ一コマに込めているんです。
少女漫画の王道を行きながらも、キャラクターたちの内面を丁寧に積み上げていく作風は、海外でも翻訳されるほどの支持を集めています。一度読み始めたら、彼ら彼女らの成長から目が離せなくなる。4巻まで出ているいま、追いかけるには絶好のタイミングです。
誰かの横顔を見つめたことがあるなら、この作品はあなたのための物語なんですよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『きみの横顔を見ていた』は全何巻?
現在4巻まで刊行中です。