きのう何食べた?』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

弁護士の筧史朗と美容師の矢吹賢二、同居するふたりの日常は食卓を中心に回っている。几帳面な史朗が腕を振るう夕食の献立、スーパーでの買い物、ときに賢二が持ち帰る美味しいもの。ゲイカップルの穏やかな暮らしが、料理を軸に淡々と綴られていく……。

よしながふみは『西洋骨董洋菓子店』でも食と人間関係を丁寧に描いてきた作家だが、本作ではその手腕がさらに洗練されている。特筆すべきは、派手な事件も大げさな葛藤も排した構成だ。史朗の節約レシピ、賢二の天然な一言、ふたりの年齢を重ねる焦燥や安堵。そうした日々の機微を積み重ねることで、読者は気づけば彼らの生活に深く馴染んでいる。2007年から『モーニング』で連載され、講談社漫画賞一般部門を受賞し、実写ドラマ化・映画化でも高い評価を得た。国内累計840万部を超え、海外でも翻訳される支持の理由は、性的指向を超えた普遍的な「生活」への共感にある。

既刊24巻、まだ終わらない彼らの食卓には、あなたの席も用意されています。

まだ読んでいないあなたへ

2007年から17年以上、誰も飽きずに読み続けてるんです。

弁護士の筧史朗と美容師の矢吹賢二。二人の日常を淡々と描いただけなのに、なぜか読むたびに心がほぐれる。朝起きて、仕事して、スーパーで特売品を吟味して、家で料理を作って食べる。それだけの話が、こんなにも愛おしいなんて。

史朗が毎回作る料理は本当に作れるレシピなんですよ。鮭とごぼうの炊き込みご飯、鶏肉のトマト煮込み、きのこの和風パスタ。ページをめくるたび「これ今夜作ろう」って思う。でもこの作品の本質は料理じゃないんです。月々の食費を気にしながら献立を考える史朗の几帳面さ、賢二の無邪気な食いしん坊ぶり、二人のちょっとした会話の間合い。そこに17年分の信頼と安心が積み重なってる。

世の中には派手な展開がなくても心に沁みる物語があるんだって、この漫画が教えてくれました。40代、50代になっていく二人の体調の変化も、親の介護も、仕事の悩みも、全部丁寧に描かれてる。「普通の日々」がどれだけ尊いか、読むたびに気づかされるんです。

講談社漫画賞受賞、実写ドラマ化・映画化、累計840万部。数字が物語る安定感。既刊24巻、まだまだ続いてます。一冊読めば、きっと明日の食卓が少しだけ特別に見えるはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『きのう何食べた?』は全何巻?

現在24巻まで刊行中です。