かまくらBAKE猫倶楽部』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

古都・鎌倉。そこに集う猫たちは、ただの猫ではない。彼らは人の言葉を理解し、時に怪異と関わり、時に人間の悩みに寄り添う。主人公は、そんな不思議な猫たちと触れ合いながら、日常に潜む小さな謎や人間模様を目撃していく……。

五十嵐大介が『BE LOVE』で連載する本作は、女性読者に向けた怪異譚でありながら、彼の真骨頂である繊細な自然描写と独特の空気感が存分に発揮されている。鎌倉という土地が持つ歴史の奥行きと、猫という身近な存在を通じて語られる人間ドラマが絶妙に溶け合う。怪異といっても派手な展開ではなく、日常の隙間から静かに立ち上がる異界の気配が、この作家ならではの筆致で描かれる。緻密な作画はもちろんのこと、エピソードごとに積み重なる情感が、読後にじんわりと残る作品です。

猫好きにも、五十嵐作品のファンにも。静かな怪異と優しい人間ドラマが響き合う、既刊3巻の連載中作品です。

まだ読んでいないあなたへ

鎌倉の路地裏に、化け猫が棲んでいるんです。

ただの猫じゃない。人の言葉を解し、この世とあの世の境目に立って、妙な依頼を受ける存在。「落とし物を探してほしい」「あの人に伝言を」——そんな人間たちの願いに、気まぐれに、でも不思議と真摯に向き合っていく。

五十嵐大介が描く鎌倉は、観光ガイドに載っているあの街とはまるで違います。古い木造家屋の隙間、苔むした石段、夕暮れ時の神社の裏手。そこには確かに、見えないものが息づいている気配がある。作者特有の、緻密で有機的な線が紡ぐ風景は、どこか懐かしくて、同時に少しだけ怖い。

猫を通して見えてくるのは、人間の孤独や執着、諦めきれない想い。派手な事件が起きるわけじゃないんです。でも、ひとつひとつのエピソードが、静かに、深く、胸に残る。読み終えた後、ふと自分の街の路地を覗き込みたくなるような、そんな作品なんです。

BE LOVEで連載中、既刊3巻。まだ追いつけるこのタイミングで、ぜひ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『かまくらBAKE猫倶楽部』は全何巻?

現在3巻まで刊行中です。