『かけおちガール』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
眼鏡をかけた女性が、婚約者との関係に息苦しさを感じている。初恋の記憶が蘇り、孤独を抱えながら日常を送る彼女の前に、かつての思い人が現れる。逃げ出したい衝動と、踏みとどまらなければならない現実。二つの感情に引き裂かれながら、彼女は選択を迫られる……。
Battanが描くのは、甘美さだけでは語れない女性同士の恋愛だ。Hatsu Kissで連載されるこの作品は、百合というジャンルにありがちな理想化された関係性を描かない。婚約者との関係性には虐待的な側面があり、主人公自身もまた相手を傷つける。妊娠や浮気といった要素が絡み合い、恋愛が必ずしも救済にならない現実を突きつけてくる。だからこそ、初恋への憧憬と現在の苦しみが際立つのです。スライス・オブ・ライフの手法で描かれる日常の一コマ一コマが、登場人物たちの内面を静かに浮かび上がらせます。
既刊4巻。Seven Seas Entertainmentから英語版も出版され、海外でも評価されています。逃げ出すことが本当に自由なのか。大人の女性たちが抱える葛藤を、ぜひその目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
既刊4巻。
この静かな爆弾を、あなたはまだ知らないんです。
「かけおち」という言葉が持つ甘いロマンスのイメージ、ここには一切ありません。あるのは、逃げ出すしかなかった二人の女性と、そこから始まる息苦しいほどリアルな日々です。一方は虐待的な関係から逃れてきた女性。もう一方は眼鏡越しに世界を見つめてきた彼女。この二人が出会い、一緒に暮らし始めたとき、物語は「恋愛」の枠を軽々と超えていくんです。
Battanが描くのは、百合というジャンルの美しい部分だけじゃない。孤独、浮気、妊娠、婚約者——日常に転がっている痛みや迷いを、一切ごまかさずに画面に叩きつけてくる。でもそこに救いがないわけじゃないんです。むしろ逆で、傷だらけの二人だからこそ、ページをめくるたびに「この先、どうなるんだ」と心臓を掴まれるんですよ。
これは初恋の物語であり、同時に生き延びるための物語です。Seven Seas Entertainmentが英語版を出すほど海外でも評価されているのは、この作品が国境を超えて刺さる「人間の業」を扱っているから。甘くない、綺麗じゃない、でも目が離せない。
4巻まで一気に読んで、胸がざわつく感覚を味わってください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『かけおちガール』は全何巻?
全4巻で完結済みです。