かくしごと』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

下品な内容の漫画を描く父・後藤可久士は、小学生の娘・姫に自分の職業を隠し続けている。「かくしごと」というタイトルには「隠し事」と「描く仕事」のダブルミーニングが込められ、父娘の日常と、いつかバレる日への不安が交錯する。姫の無垢な笑顔を守るため、可久士は必死に仕事を隠すのだが——。

久米田康治といえば『さよなら絶望先生』『じょしらく』で見せた毒と風刺の効いたギャグが代名詞だが、本作はそこに「父性」という軸を加えることで、新たな地平に到達した。下ネタ漫画家という設定は相変わらず笑いを誘うものの、娘への愛情がすべてのギャグを温かく包み込む。月刊少年マガジンという舞台で、少年読者にも届く家族の物語として結実させた手腕は見事です。育児と仕事の両立、秘密を抱える父の葛藤を、久米田流のユーモアで描き切りながらも、最終的には感動へと着地させる構成力が際立っています。

次にくるマンガ大賞第18位、2020年にはアニメ化と実写映画化を果たし、台湾でも翻訳版が出版されるなど、国内外で広く支持を集めました。既刊12巻で完結したこの作品、笑って泣ける家族の物語を、ぜひ堪能してください。

まだ読んでいないあなたへ

娘に職業を隠し続ける父親の話なんです。

下品ギャグ漫画を描く漫画家・後藤可久士が、小学生の娘・姫に自分の仕事を必死に隠す。なぜか。「パパの仕事を知ったら、娘が悲しむかもしれない」から。アシスタントを総動員して学校行事に偽装工作を施し、仕事場への侵入を全力で阻止し、コンビニでジャンプを買うときすら周囲を警戒する。その健気で不器用な父の奮闘が、笑えるんだけど切ないんです。

『さよなら絶望先生』の久米田康治が描く、漫画家あるあるネタの洪水。担当編集との攻防、締切地獄、アシスタントとの珍妙な日常。業界を知らなくても腹を抱えて笑えるギャグの連打なんですが、その裏で静かに進む「ある謎」が胸を締めつけてくるんですよ。

父と娘の何気ない会話、一緒に過ごす時間。それがどれだけ尊いか、読み進めるほどに沁みてきます。姫の無邪気な笑顔と、可久士の必死な嘘。二人の日常に隠された「秘密」の正体を知ったとき、あなたは涙が止まらなくなる。

ギャグ漫画として読み始めて、気づいたら家族の物語に心を掴まれている。笑って、泣いて、ページを閉じたあともずっと余韻が残る作品なんです。既刊12巻。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『かくしごと』は全何巻?

全12巻で完結済みです。