『かくかくしかじか』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
美大受験を目指す高校生の林明子は、絵の個人指導を受けるため竹刀を持った厳格な恩師・日高先生の元へ通い始める。スパルタ指導に涙しながらも、絵を描く喜びと苦しみを知り、やがて漫画家への道を歩んでいく。自らの青春と恩師への想いを赤裸々に描いた自伝的作品である。
東村アキコが「Cocohana」で2013年から2014年にかけて連載した本作は、第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した。女性誌連載作品でありながら、美大受験という特殊な世界を舞台にしつつ、師弟関係という普遍的なテーマを扱っている点が評価されました。日高先生という強烈な個性を持つ恩師との出会いと別れを通じて、自己を見つめ直す過程が丁寧に描かれています。笑いと涙が同居するバランス感覚は、著者の持ち味が存分に発揮された結果でしょう。
既刊5巻で完結し、2025年には映画化も控えています。海外でも多言語に翻訳され、特にアジア圏で高い評価を受けている本作を、この機会にぜひ手に取ってください。
まだ読んでいないあなたへ
全5巻完結。
これを読まずに「自伝漫画」を語るなかれ。
東村アキコが自分の人生を、容赦なく、残酷なまでに正直に描いた作品なんです。美大を目指す高校時代から漫画家デビューまで、そこには華やかなサクセスストーリーなんて一切ない。あるのは、才能を鼻にかけていた自分が恩師に叩きのめされる日々と、その恩師への複雑な感情と、取り返しのつかない後悔だけなんですよ。
この作品が第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を獲ったのは、ただ面白いからじゃないんです。読んでいて胸が痛くなる。笑えるのに涙が出る。自分の人生の恥部を、カッコ悪い部分を、ここまで晒せる人間がいるのかと震えるんです。
恩師との日々は、厳しくて理不尽で、でも確かに愛があった。その人がいなければ今の自分はいない。けれど伝えるべきことを伝えないまま、時は過ぎてしまう。誰もが抱えている「あの時ああしていれば」という感情を、東村アキコは漫画という形で昇華させたんです。
2025年に映画化されるのも納得の、人生を描き切った傑作。全5巻、一気読み必至です。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『かくかくしかじか』は全何巻?
全5巻で完結済みです。