『お茶にごす。』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
不良としての評判を背負った中学生・柔道部員の主人公が、ひょんなことから茶道部に入部することになる。本人は柔道一筋のつもりだったが、周囲の誤解と期待が交錯し、茶の湯の世界へと巻き込まれていく。不良と茶道という水と油の組み合わせが生む化学反応は、果たしてどこへ向かうのか……。
西森博之といえば『うしおととら』『からくりサーカス』で少年漫画の王道を走り抜けた作家だが、本作は一転してコメディとアクションを軸に据えた学園もの。茶道という静の文化と、不良という動のイメージを衝突させる設定の妙が光る。週刊少年サンデー連載作品らしい軽快なテンポと、西森らしいキャラクターの濃さが同居し、ギャップを笑いに変える手腕はさすがです。2021年にはアニメ化・実写映画化と立て続けにメディア展開され、連載終了から10年以上を経ても色褪せない人気を証明している。
既刊11巻。茶道部という異色の舞台で繰り広げられる青春群像劇を、ぜひ堪能してください。
まだ読んでいないあなたへ
元ヤンが茶道部に入部する。
たったこれだけの設定で、11巻もの間、笑って泣いて息をのむ展開を生み出せるんです。主人公は中学時代に不良だった過去を隠して高校デビューしようとする少年。でも初日からトラブルに巻き込まれ、成り行きで入ったのが茶道部。お茶の世界なんて縁もゆかりもない。それなのに、この出会いが彼の人生を変えていくんです。
週刊少年サンデーで連載された本作は、一見ミスマッチな題材ながら、アクションもロマンスも友情も全部詰まった青春群像劇なんですよ。茶道の静謐な空気と、予測不能に動き出す学園生活。その振り幅が読んでいて心地いい。ギャグで笑わせておいて、次のページで胸が熱くなる。そういう緩急が絶妙なんです。
著者の西森博之は「今日から俺は!!」で知られる漫画家。キャラの立て方、テンポの作り方、そして何より「人間くさい魅力」を描く技術が抜群なんです。この作品でも、最初はただの元不良だった主人公が、仲間と過ごす日々の中で少しずつ変わっていく。その変化を、説明ゼロで絵とセリフだけで見せてくれる。
2021年にはアニメ化と実写映画化が同時に実現しました。10年以上前の作品が改めて注目されたのは、描かれているものが普遍的だからなんですよ。青春の一瞬の煌めき、居場所を見つける喜び、過去と向き合う勇気。そういう誰もが共感できる感情が、茶道部という意外な舞台で鮮やかに描かれている。
既刊11巻。一気読みできる長さです。読み終わったとき、きっとあなたも誰かにこの作品を薦めたくなりますよ。
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よくある質問
『お茶にごす。』は全何巻?
全11巻で完結済みです。