お一人様物語』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

結婚とは何か、家族とは何か――。誰もが当たり前のように思い描く「幸せ」の形に、ひとりの女性が自分なりの答えを探していく。『お一人様物語』は、結婚生活と自己実現の狭間で揺れる女性の姿を通して、現代を生きる私たちに問いかける作品だ。既刊9巻。

小山ゆうかりは『愛の迷宮』でも知られるように、恋愛や結婚を単なるロマンスの枠に収めず、人間の内面にまで踏み込む作風を持つ。本作は第1回Kiss漫画賞大賞を受賞し、2008年には映画化も果たした。女性誌「Kiss」という場で連載されたことも、この作品の性質を物語っている。結婚という制度の中で「自分らしさ」をどう保つのか。家族の絆とは誰かに与えられるものではなく、自ら築き上げていくものなのだという問いかけが、多くの読者の共感を呼んだ。韓国や台湾でも翻訳され、アジアの女性たちにも広く受け入れられたのは、描かれるテーマの普遍性ゆえだろう。

「お一人様」という言葉の裏には、孤独ではなく、自立した個としての強さがある。この物語が教えてくれるのは、誰かと共にいることと、自分であり続けることは、決して矛盾しないということです。

まだ読んでいないあなたへ

第1回Kiss漫画賞大賞受賞、映画化までされた作品なんです。

結婚って、本当にゴールなんでしょうか。誰もがそう信じて疑わなかった時代に、小山ゆうかりが真正面から問いかけたのがこの作品でした。タイトルの「お一人様」という言葉、今でこそ当たり前に使われていますが、2005年の連載開始当時は新鮮な響きだったんです。

この漫画が描くのは、結婚生活の中で自分を見失いかけた女性たちの物語。家族のために尽くすことと、自分らしく生きることは両立できないのか。誰かの妻、誰かの母である前に、一人の人間として立つこととは何なのか。読んでいると、登場人物たちの葛藤が胸に刺さってくるんです。

小山ゆうかりの筆致は優しいけれど、決して甘くありません。家族の絆を大切にしながらも、女性が自分の人生を取り戻していく過程を、リアリティを持って描き切っています。だからこそ韓国や台湾でも翻訳され、国を超えて多くの女性の共感を呼んだんでしょう。

既刊9巻。映画化されたことからも、この作品が持つ普遍的な力が伝わってくると思います。誰かのための人生じゃなく、自分のための人生を取り戻したいと思ったことがある人に、ぜひ読んでほしい作品です。

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よくある質問

『お一人様物語』は全何巻?

全9巻で完結済みです。