おんなのいえ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

女性たちが集まり、共に暮らす一軒の家。そこには血縁も婚姻も介在しない。ただ、それぞれの事情を抱えた者たちが、緩やかにつながりながら日々を送っている。家族という形式に収まらない関係性の中で、彼女たちは何を見出し、何を手放していくのか……。

鳥飼茜が『Be Love』誌上で2012年から2014年にかけて連載した本作は、既存の家族像を静かに問い直す試みです。日常というありふれた舞台を選びながら、その描写は決して牧歌的ではありません。登場人物たちの抱える孤独や迷い、関係の揺らぎを丁寧にすくい取り、読者に突きつける。コメディとドラマが絶妙に配合された筆致は、笑いの後に小さな棘を残します。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞し、2014年には映画化もされた本作は、従来の女性向け作品が描いてこなかった「家」のかたちを提示しました。続編『おんなのいえ2』へと引き継がれるこのテーマは、作家のライフワークとも言えるでしょう。

既刊8巻。誰かと暮らすことの意味を、改めて考えさせられる一作です。

まだ読んでいないあなたへ

「女三人寄れば姦しい」なんて言葉、ありますよね。

でもこの漫画、その姦しさが人生を救うんです。

既婚者、独身、シングルマザー。境遇も価値観もバラバラな三十代女性たちが、一つ屋根の下で暮らし始める。最初は些細なことでぶつかります。洗濯物の干し方、調味料の置き場所、お風呂に入る順番。でもそんな摩擦の中から、誰かと生きることの本質が浮かび上がってくるんです。

鳥飼茜が描くのは、キラキラした女子会でも、お涙頂戴のヒューマンドラマでもありません。朝ごはんを一緒に食べる、誰かの愚痴を聞く、泣いている背中にそっと寄り添う。そういう何気ない日常の積み重ねが、どれほど人を支えているか。この作品はそれを静かに、でも圧倒的な説得力で見せてくれるんです。

家族って、血のつながりだけじゃない。選んだ相手と築く関係性もある。三人の女性たちの距離感が少しずつ変わっていく様子を見ていると、自分の人間関係を見つめ直したくなります。

第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞、映画化。既刊8巻。この作品が多くの人の心を掴んだ理由、ぜひあなた自身で確かめてください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『おんなのいえ』は全何巻?

全8巻で完結済みです。