『おとなりに銀河』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
漫画家の久我一郎は、アシスタントを雇う余裕もないまま連載に追われる日々を送っている。そこへ現れたのが、住み込みアシスタント志望の五色しおり。彼女は献身的に仕事をこなし、家事までこなす完璧な働きぶりを見せるのだが……実は「宇宙人」だった。
雨隠ギドといえば『甘々と稲妻』で、父娘の食卓を通じた成長物語を丁寧に描いた作家だ。本作でもその手腕は健在で、SF設定を日常に溶け込ませる手際が巧みである。宇宙人という非日常的な要素を、漫画家の職場という身近な舞台に配置することで、異世界モノとラブコメの両方の面白さを引き出している。good!アフタヌーンという青年誌の枠組みを活かし、仕事と恋愛、そして家族という複数の軸を絡めながら、決して器用ではない二人の距離が縮まっていく過程が丁寧に描かれる。アニメ化・実写ドラマ化と立て続けにメディアミックスされたのも、この普遍的な魅力が評価された結果だろう。
既刊6巻。創作の現場と日常のぬくもりが交差する、静かで温かな物語です。
まだ読んでいないあなたへ
完結、じゃないんです。
既刊6巻。
『甘々と稲妻』の雨隠ギドが描く、隣人が宇宙人だった話。といっても、UFOが来るわけでも地球侵略が始まるわけでもなくて、ごく普通のアパートで、ごく普通に「おとなり」として暮らしているんです。
主人公は漫画家のアシスタント。彼女は宇宙人。でも会話するのは「原稿の締め切り」とか「今日の夕飯どうする?」とか、そういう話なんですよ。異星からやってきた存在なのに、生活のリズムは驚くほど地に足がついていて、その違和感のなさに最初は戸惑うかもしれません。
でもだからこそ、ふとした瞬間に浮かび上がる「違い」が胸を突くんです。文化の違い、身体の違い、寿命の違い。普通の恋愛ならスルーされる問題が、二人の間には確実に横たわっている。それでも隣にいたいと思う理由を、この作品は丁寧に、温度を持って描き出していくんです。
雨隠ギドの持ち味である「日常の手触り」はそのままに、SF設定が恋愛の切実さを何倍にも増幅させている。誰かと一緒にいることの意味を、これほど真摯に問いかけてくる作品はなかなかありません。
2023年にはアニメ化もドラマ化もされた作品です。まだ読んでいないなら、今すぐ1巻を手に取ってください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『おとなりに銀河』は全何巻?
全6巻で完結済みです。