『おかめ日和』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
2000年から2004年まで『Be Love』で連載されたIRIE Kiwaの代表作は、タイトル通り「おかめ」という女性の日常を淡々と描き続けた作品だ。特別な事件も派手な展開もない。あるのはただ、日々の暮らしの中で揺れ動く感情と、人との距離感を測りかねる瞬間だけ。既刊17巻。
本作は第1回マンガ大賞を受賞し、2005年には映画化もされている。台湾や韓国でも翻訳され、国境を越えて支持された理由は、この作品が描く「何も起きない日常」の手触りにあるでしょう。女性誌連載らしく、恋愛や仕事、家族との距離を扱いながらも、声高に主張しない。むしろ、答えの出ない問いをそのまま置いておく誠実さが、読み手の共感を呼んだのです。日常系という言葉が定着する以前の作品ですが、その実践者として今も参照されるべき一作だと思います。
何も起きないことの豊かさを、これほど丁寧に掬い上げた漫画は珍しい。日々に疲れたとき、この穏やかな時間に身を浸してみてください。
まだ読んでいないあなたへ
第1回マンガ大賞受賞作。
何も起きない日常を、こんなに丁寧に掬い上げた漫画があったでしょうか。朝起きて、顔を洗って、ご飯を食べて、人と会って、笑って、ちょっと凹んで、また明日が来る。そんな「当たり前」の連続を、まるで宝物を磨くように描き出しているんです。
派手な事件もドラマチックな恋愛も、ここにはありません。でも読み終わった後、自分の毎日がほんの少し違って見えてくる。そういう静かな魔法がかかってるんですよ。誰かがお茶を淹れる仕草、会話の合間の沈黙、窓から差し込む光の角度──見過ごしていた日常の「質感」が、ページをめくるたびにじんわり立ち上がってきます。
IRIE Kiwaさんの線は、優しくて、でも手抜きじゃない。一コマ一コマに、「今この瞬間を大切にしたい」っていう作り手の意志が宿ってるんです。台湾や韓国でも読まれ続けているのは、この作品が描く「かけがえのなさ」が国境を越えるからでしょう。
2005年には映画化もされました。既刊17巻、2000年代前半を彩った名作です。
慌ただしい毎日に疲れたとき、この漫画はそっとあなたの横に座ってくれます。「大丈夫、あなたの日々も十分美しいんだよ」って囁くように。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『おかめ日和』は全何巻?
全17巻で完結済みです。