おおきく振りかぶって』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

新設校・西浦高校に入学した三橋廉は、中学時代、エースでありながらチームメイトから疎まれ続けた過去を持つ。劣等感を抱えたまま野球部の門を叩いた彼を待っていたのは、捕手・阿部隆也をはじめとする個性的なチームメイトたちだった。ゼロからのスタートを切る新設野球部は、データと緻密な配球で勝利を目指していく——。

『アフタヌーン』連載の本作は、第8回および第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第30回講談社漫画賞少年部門をダブル受賞した、野球漫画の金字塔です。日向アサが描くのは、豪速球や魔球ではなく、投手と捕手の「バッテリー」という関係性そのもの。一球ごとの読み合い、配球の駆け引き、チーム内のコミュニケーション——試合展開の細部を丁寧に積み上げることで、従来の野球漫画にはなかった緊張感を生み出しました。三橋の成長を軸に、チームメイト一人ひとりの内面を掘り下げるドラマは、スポーツ漫画の枠を超えた普遍性を持ちます。

2007年のアニメ化、2011年の実写映画化を経て、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなど海外でも翻訳出版され、国際的な評価を確立しています。既刊38巻、連載20年を超えてなお新たな試合が描かれ続ける本作は、一度手に取れば「野球を見る目」そのものが変わる体験をもたらすはずです。

まだ読んでいないあなたへ

既刊38巻。

2003年から連載中のこの野球漫画、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を2度受賞してるんです。

主人公は、劣等感を抱えたピッチャー。でもこの作品、ヒーローの活躍譚じゃないんですよ。新設校の野球部で、技術も経験もバラバラの仲間たちが、一球一球に意味を見出しながら、チームとして積み上げていく過程を、驚くほど丁寧に描いているんです。バッテリー間の呼吸、守備位置の微調整、試合前の心の準備——他の作品なら省略される部分に、この漫画は徹底的に時間を使う。その執拗なまでのリアリティが、読む者の胸を打つんです。

野球のルールを知らなくても大丈夫。むしろ、スポーツに縁がなかった人ほど引き込まれる。なぜなら描かれているのは「試合」じゃなく、不器用な人間たちが自分の弱さと向き合い、他者を信じることを学んでいく姿そのものだから。

講談社漫画賞少年部門も受賞し、アニメ化・実写映画化もされた本作。アメリカやヨーロッパ各国でも翻訳され、海外の読者からも熱い支持を集めています。それだけの理由がある。この作品には、スポーツ漫画の枠を超えた、人間を描く筆力があるんです。

一人の少年がマウンドで震えている理由を、あなたも知ってください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『おおきく振りかぶって』は全何巻?

現在38巻まで刊行中です。