『うちの弟どもがすみません』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
母親の再婚によって、突然四人の弟ができた高校生の姉。それまで一人っ子として育ってきた彼女の前に現れたのは、年齢も性格もバラバラな義理の兄弟たち。新しい家族との生活は、戸惑いと驚きの連続で……。
尾崎あきらが『別冊マーガレット』で2018年から連載を続ける本作は、再婚家族という今日的なテーマを、少女漫画の王道である学園ロマンスと巧みに組み合わせた作品だ。家族の絆を描く作品は数多くあるものの、義理の兄弟という微妙な距離感の中で育まれる関係性に焦点を当てた点が新鮮です。尾崎は家族や恋愛をテーマにした作品を多く手がけてきた作家で、その経験が本作の丁寧な人間描写に生きている。コメディタッチでありながら、再婚家族が抱える現実的な葛藤や、血のつながらない兄弟との距離の取り方といった繊細な問題を、押しつけがましくなく描いているのが好ましい。
既刊14巻を数える人気作。家族の形が多様化する現代だからこそ、この物語が持つ普遍性と新しさが読者の心を捉え続けているのでしょう。
まだ読んでいないあなたへ
親の再婚で突然4人の弟ができたら、あなたの日常はどう変わりますか。
高校生の姉ひとり、小学生から中学生まで4人の弟たち。血のつながらない6人家族の新生活が、こんなにも愛おしくて、笑えて、ときどき胸が熱くなるものだなんて。
この作品、家族の再構築という重たいテーマを扱っているのに、全然重くないんです。むしろページをめくる手が止まらない。なぜなら尾崎あきらさんが描くのは「理想の家族像」じゃなくて、ぶつかり合いながら少しずつ歩み寄っていく、本当にリアルな人間たちの姿だから。
弟たちそれぞれの個性がちゃんと立っていて、最初は戸惑いしかなかった姉が、彼らとの日々を重ねるうちに変わっていく過程が丁寧に描かれているんですよね。家族の食卓、何気ない会話、些細なすれ違い。そういう日常の積み重ねが、いつの間にか「家族」という形になっていく瞬間を目撃できるんです。
ロマンス要素もしっかり織り込まれていて、青春のドキドキも味わえます。でもそれ以上に心に残るのは、血縁じゃない人たちが本気で向き合ったときに生まれる、新しい絆の形なんです。
既刊14巻、別冊マーガレットで連載中。家族ってなんだろうって改めて考えたくなる、温かくてちょっぴり切ない物語です。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『うちの弟どもがすみません』は全何巻?
現在14巻まで刊行中です。